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カテゴリー もてなしの心
配信日 04年9月22日 (10年4月28日 大幅に追加)
タイトル ホスピタリティーがない
国際的なスポーツ大会などがあったりすると、客席の方が、妙に目立ったりすることがありますね。客席がガラガラだと、競技よりも、そちらの方が気になったりします。
ちょっと前のギリシャで開催されましたアテネオリンピックなどもそう。

客席がガラガラの競技が結構あったりするわけ。

何でも、ギリシャの平均所得からみるとティケット代金が高すぎるとか何とか・・・
まあ、理由は理由で色々とあるでしょう。
しかし、そうならそうで、開催地に立候補などするのはヘン。
世界中から集まった一流の競技者に対して、ガラガラの会場は失礼ですよね?

似たような例は、アジアですと、先日に中国で行われましたサッカーの大会でも、中国と日本が出ないところはガラガラだったそう。まあ、韓国ですと2002年のサッカーのワールドカップの会場もガラガラでした。
ティケット代金が高すぎるなどと、ギリシャと同じような言い訳ですが・・・

まあ、ギリシャもそうですが、お客を迎えるというホスピタリティーに欠ける精神であることは疑問の余地がないでしょう。

ダメダメ家庭は社会との接触が少ない。お客がその家庭を訪問したりすることはまれなんですね。しかしダメダメ家庭では、折角やってきたお客に対してもホスピタリティーのない応対をしてしまうんですね。子供のお客ならいざ知らず、大人のお客だったらそれなりの客間もないとね。

応対だって、お茶を出すにもぞんざいだし・・・そもそも食器からしてちょっと汚いような食器。お茶菓子だってあってないようなもの。「とりあえず、形だけ整っていればいいや!」というズボラさが歴然としている。

まあ、いかに普段からお客が少ないかということが、顕著にわかるような応対であるわけ。
当然のこととして、お客もちょっと居心地が悪くなり、足が遠のくことになり、ますますお客が少なくなり、社会との接触が少なくなるわけです。

また、ホスピタリティのない対応をするような家庭だったら、その家の子供だって、友人を家に連れて来ることができませんよね?
それこそ友人の家に行った時とは全然違っていますもの。
親の対応の違いを見るだけで落ち込んでしまいます。オマケにその後で、「また親に面倒をかけやがって・・・」と、親からイヤミを言われる始末。

しかし、子供同士の付き合いもあるわけで・・・お互いの家の行き来とか、それこそお泊りとかもあったりするものでしょ?
しかし、子供のお泊りの場合でも、ちょっとした気配りが全然ダメなんですね。タオルでもお客用の歯ブラシでもダメだし、お布団も汚れていたり、かなり湿っていたりとか、そもそも布団の数として足りなかったりする。それだけお客を迎え入れていないわけ。また、トイレもダメで、部屋も汚れていたりとか・・・全部ダメダメ。

前に食器の例をあげましたが、食器なんて、いざとなったら普段の家族用でも兼用できるわけでしょ?だから、料理やシチュエーショインに合わせて、多くの種類の食器を持っていてもいいのでは?ダメダメ家庭においては、まずもって食卓が崩壊している。料理だって「食べることができればいいじゃないの?」と「ぞんざい」なもの。
そんな食卓が崩壊している家庭は、当然のこととして、食器のヴァリエーションもない。
まさに、独身者が、すべて同じ食器で済ませてしまうようなもの。

現実的には、食器に配慮しない人は、料理そのものにも配慮しませんよ。
そして、料理に配慮しないんだから、当然のこととして、食卓自体が崩壊しますよ。
マズイ食事を食べながら、楽しい語らいに満ちた食卓風景ということにはならないでしょ?

食器の種類が豊富なら、これすなわちマトモな家庭とはいえませんが、食器の種類がほとんどないような家庭は、来客も少なく、あるいは、家族での食卓も崩壊しているダメダメ家庭であるといえるでしょう。
食器のヴァリエーションなんて、子供だって、「あれ?こんな食器は、ウチでは見たことないなぁ・・・」と、スグに気がつくでしょ?そうなると、やっぱり家庭の「差」というものを実感するわけです。
外からのお客を迎えるのも、家族をサポートするのも、その発想に違いはないわけ。
そんなことは、ちょっと見ただけでスグにわかってしまうものなんですね。

結局は、子供の方も、そんな「落ち込む」ことのないような程度の家庭の友人にせざるを得ないわけ。
まあ、その結果はいつも報道されているとおりですが・・・

外からの客をホスピタリティーを持って迎えるという精神がないがゆえに、付き合う範囲がますます狭くなってしまうわけです。
こうなると、ますますダメダメな環境からの脱出なんてできませんよね?

ちなみに、このようなホスピタリティーのないダメダメ家庭の出身の人で、やたら他人の家に行きたがる人がいたりします。
別に用もないのに、「今週の週末にあなたの家に遊びに行ってもいい?」などと聞いてくるわけです。
まあ、子供同士ならそんな「用もないのに訪問」ということもあったりするでしょう。しかし、いい歳をした社会人になってもそんなことを言い出したりするわけ。
面と向かって「あなたの家に行きたい。」と言われれば「ダメ!」とは中々言えないでしょ?

結局は、本当に用もないのにやってきて、ただダラダラとどうでもいいことを一人でしゃべっているだけ。
ダメダメ家庭出身者は「人の気持ちがわからない」人間になるケースが多くあります。これは以前に配信いたしました。用もないのに人の家に行って、一人でしゃべっていることが相手に迷惑になることも考えもしないわけですね。

と、同時に自分の育った家庭がお客を迎えることがまれだった家庭なので、「正しいお客のありかた」などは知らないわけ。
お客にもマナーがあり、迎える側にもマナーがある。
そんな当然のこともわかっていないわけです。

また、自分の育った家庭がホスピタリティーを持たない家庭だったので、相手も特に気にはしないだろう・・・とも思っているわけ。しかし、そうは行きませんよね?

そして、そのような「やたら人の家に行きたがる人間」って、絶対に他人を自宅に呼ぼうとしないんですね。ただ行きたがるだけ。お客を迎え入れることがまれの家庭で育ったので、「お互いの行き来」という発想にはならないわけ。常に「行く」ことしか考えないわけです。

皆さんもそのような人って知っていませんか?


ちなみに、今大騒ぎのプロ野球の問題ですが・・・
新規参入を認めようとしないところは、典型的なダメダメですね。

同じようなプロスポーツでも、サッカーの方は、スポンサー会社がトヨタとか日産とか松下とか日立とか超一流ところが並んでいますが、プロ野球の方は、地方のショボい電鉄会社とか倒産間際の会社とか、財テクの失敗で大穴開けた会社とか、妙な偽装事件をやった会社とか・・・・ダメダメのオンパレード。

だからこそ、プロ野球チームの所有に拘らないといけないことになる。だって、プロ野球のオーナーという立場がなかったら、本当にただの中小企業ですもの。
オーナーの顔ぶれも、世間知らずの2世のボンボンがやたら多い。

そんな集団に、一流の経営者が入ってきたら、自分がミジメに思えるんでしょうね。
超一流の経営者を迎えて、「ワタシたちも門前の小僧のように勉強しよう!」と建設的に考えるのがマトモですが、「ダメダメ同士でチンタラと仲良くやろう!」と考えるのが・・・まさにダメダメ。

「もうスグにもう一組合併がある。」といって、いつまでも出来ないなんて、さすが二流経営者。それに「来期は5チームと6チームで行く。」と本気で思っているのなら、1週間の間に来期の試合日程をすべて決めて発表してしまうくらいの迅速さがあれば、選手会からの文句なんて封じることも簡単なんですが・・・

普段はともかく、いざモメてしまった時は、強引に既成事実をドンドン積み上げていって、その地点でまとめる・・・というのが、「落としどころ」の常道なんですが、何も知らない経営者なんですねぇ・・
だから野球に拘るしかないんでしょうね。

一流の経営者だったら、「新規参入したいの?どうぞ!どうぞ!」と歓迎しますよ。自分自身に自信があれば、そんなホスピタリティーも自然に出てくるんですね。

逆に言うと、自信がなく、常に「値踏みされている」と感じているがゆえに、外からの人間を迎え入れる発想なり行動にはならない。
そうして、その付き合いが狭くなり、ますますダメダメになっていくわけ。

(終了)
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発信後記

東京の日野市の妊婦殺人事件ですが・・・
まさに絵に描いたようなダメダメ家庭出身者同士の事件と言えます。
ダメダメ家庭出身者特有の「入れ込む」「入れ込まれる」が存分に発揮されていますね。
ちょっと不倫に付き合うくらいならともかく、そんな男性とムリして結婚するだけソンですよ。

大体、被害者の女性の親たちは一体何やっていたの?
そんな男と別れさせるのが、大人の発想。

しかし、ダメダメ家庭では親は子供のことは理解しようともしない。だから子供は「自分は理解されていない。」と思うようになる。そのような人たちが結びつき、「アナタが唯一の理解者だわ!!」と「入れ込んだり」「入れ込まれたり」するわけ。

今まで何度となく起こっているような事件ですし、今後とも何度となく起こる事件と言えます。だから「自分の子供がそのような事件に巻き込まれない」ようにするしかありませんし、親がやるべきことをやっていればこんなことにはなりません。
 
R.10/5/27