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カテゴリー | ダメダメ家庭出身者のキャラクター |
配信日 | 05年4月6日 (10年7月21日 記述を追加) |
タイトル | 性格ブス |
以前に「用語集」という形で、総集編のような文章を発行いたしました。 その中でダメダメ家庭の特徴的な言葉として「スパイラル」という言葉を取り上げました。 最初はちょっとしたダメダメでも、ダメダメ家庭では、その問題を放置したり、わざわざ火を付けたりして、小さな問題もドンドン大きくなってしまうわけです。 今回は、そのスパイラル進行する代表的な例である「性格ブス」を取り上げます。 子供だって、すべての子供が眉目秀麗と言うわけではありません。 「どんな子供も、ワタシたちのお姫様!」なんて、美辞麗句はありますし、マトモ家庭ではそうかもしれませんが、ダメダメ家庭では違っているわけです。 大体、ダメダメ家庭では親は子育てに対する被害者意識があるわけ。 そんな被害者意識が強い人間が親になって、もし、自分の子供の容姿に問題があったら? ダメダメな親は、子供本人のことを考えるのではなく、容姿の悪い子供を持った親としての自分の被害に発想が向かってしまう。 「あ〜あ、こんな不細工な娘を持ってしまったワタシは、何と不幸なんだ?!」 親が勝手に不幸に浸っているのはいいとして、では不細工な容姿に生まれてしまった子供の方はどうすればいいの? というか、容姿なんて、基本的には遺伝でしょ? 親の顔を見ていれば、子供の顔なんて、予想できるでしょ? 嘆くのなら、まずは、そのような自分自身の思慮のなさを嘆いたら? しかし、ダメダメな親は子供のことを考えもせず、「ああ!親である自分は不幸だ!」と嘆いているだけなんですね。 挙句の果てには「オマエは顔が悪いからねぇ・・・」と子供の前で嘆いたり、「オマエは不細工なんだから、結婚するのも大変だ!」と、ツマンナイ説教をしたり・・・ そんな家庭で育ったら、単に顔が不細工ということでは済まないわけ。もう性格からブスになっちゃうんですね。 マトモな家庭だったら、娘の顔が不細工なのはともかく、親としては子供をかわいがるわけです。子供も多少なりともチヤホヤされた経験もできる。しかし、ダメダメ家庭では親は子供のことをかわいがるわけではないので、子供としてはチヤホヤされる経験ができない状態。親がチヤホヤしなくて誰がチヤホヤするの?せめて子供が不細工だったら、親くらいはチヤホヤしないとね。 子供が親の方から言われるのは、「オマエは不細工だから・・・」そんな言葉だけ。勿論、周囲の人もチヤホヤするわけでなく・・・ こうなってしまうと、人との会話もぎごちない状態になってしまうんですね。 だって、そもそもダメダメ家庭は会話が不全の家庭。そもそも家庭内で会話があるわけではない。だから子供としては会話の訓練ができないわけです。 それに輪をかけて、親の方から「オマエは不細工だから・・・」と常日頃から言われていたら、人と話すときに緊張していまいますよね? 「あの人・・・私の顔を見てどう思っているのかしら?」 「あ〜あ、この人は私の顔を見て、面白がっているんだろうなぁ・・・・」 これじゃあ、会話も楽しくないし、弾まない。本人もツマンナイし、相手だってツマンナイでしょ? 顔が不細工なのはしょうがないとして、それだったら子供が打ち込めるものでも見つけてあげることを考えればいいじゃないの? 勉強でもいいし、オタクっぽく漫画でもいいし、スポーツでもいいし、歌でもいいしね。 子供が自分で打ち込めるものがあれば、そこから会話が広がりますし、子供自身にも自信が持てるでしょ? 「美人は3日で飽きる。ブスは3日で慣れる。」 って、よく言われる言葉があります。実際にそうなんですが、容姿のブスは3日で慣れても、性格のブスは絶対に慣れたりはしないでしょ? だって、会話が楽しくないんですからね。そうなると、相手の・・・男性も・・・離れて行ってしまって・・・ こうなると、その性格ブスさんも、ますます、その性格の悪さがスパイラル進行してしまうわけです。 顔が不細工でも、男性と一緒になってワイワイやっているような状態だったら、美人にはなれなくても30歳くらいになったら「いい顔」にはなりますよ。 しかし、男性を見ると妙に意識してしまって、ぎごちない会話しかできないような人は、30歳くらいになると、もう顔の悪さも修復不能になっちゃうんですね。 確かに容姿の面で、ハンディキャップって実際にありますよね?美人だったらやっぱりチヤホヤしてもらえる。チヤホヤされると、やっぱりいい気持ち。「あなた、おキレイねぇ・・・」などと見知らぬ人に言われた後は、気分が豊かになって、困っているお年寄りを助けたり、募金にお金をはずんだり・・・と、人間なんて単純なもの。 そうなると、顔の表情もますます生き生きしたりするんですね。 「オマエはブスだなぁ・・・」なんて言われたら、いい気分はしないでしょ?それだったらせめて親くらいは、チヤホヤして上げたり、子供が喜んで打ち込めるものを見つけないとね。マトモ家庭だったら、それくらいはできるでしょ? 顔が眉目秀麗とは行かなくても、会話がちゃんとできれば、大きな問題はないわけ。 「オマエはブスだなぁ・・・」と言われても、 『何を言っているのぉ!アンタも鏡で自分の顔でも見てみたら?アンタだけには言われたくないわよ!』とケラケラ笑っていたら、 「アハハ、確かにそうだよな!お互い、親を恨みたくなるよな!」で、一緒に笑っておしまいでしょ?そんな自分自身を笑えるような余裕のある人の元には、楽しい人も集まって来ますよ。 ところが、「オマエはブスだなぁ・・・」と言われて、 『そんな言葉は、女性に対する冒涜よ!断固糾弾してやる!』なんて真剣に立腹されたら、そんな女性にはマトモな人は近寄って来ませんよ。 結局は、一緒にグチったりする人間だけが、近寄ってくることになる。 そうやって、グチの花が咲くことになる。 やり取りによって、楽しかった経験がなく、むしろ、相手からバカにされたという記憶しか残っていない。だからこそ、やり取りを減点法的に考え、過剰に警戒することになる。 ただでさえ、会話の能力がないのに、過剰な警戒までしていたら、やり取りがますますぎこちないものになってしまうでしょ? そもそも「子育ては親である自分が背負わされた被害。」と認識している親の元で育ったんだから、そんな環境に適応してしまっていて、自分自身の希望を持たないようになってしまっている。 やり取りにおいて、「自分の目標を達成するために、このことを相手にわかってもらうんだ!」という加点法的な発想をしない。 相手からバカにされないように、自分のウィークポイントを突っ込まれないようにと、減点法的な警戒心ばかりが先にたつ。 そして、ちょっとでもバカにされたと感じると、コンプレックスが刺激され「ワタシのことをバカにして!」と過剰に反応してしまう。 自分自身の希望がないので、達成した実績もない。 あるいは、単純な好奇心もない。 だから、話のネタも持っていない。 だから、ますます話も弾まない。 面白いもので、このような性格ブスは、容姿が見えない状況・・・たとえば、メールでのやり取りでも顕著に見えたりするものなんですね。 警戒心ばかりが強くて、何を言いたいのか、何をわかってほしいのか、その点がまったく不明な文章のメールが結構あったりするもの。 やり取りにおいて、多少の齟齬あっても、当人として求めるものが得られればいいだけでしょ? つまり加点法的に捉えて、得るものがあればそれでいいのでは? しかし、強烈な警戒心が漂う文章のメールもあったりするんですね。 警戒心が強いので、ちょっとのことで、スグに食って掛かることになる。 そんなメールの文章を読んでいると、「わぁ〜、文章も乱れているけど、容姿もかなり乱れていそうだなぁ・・・」と思ってしまうんですよ。 周囲を警戒ばかりしているので、顔だって、ますます悪くなっちゃうんですね。顔の不細工が、性格ブスまで進行してしまうのは、家庭自体もブス・・・つまりダメダメということなんですね。 まあ、このような性格ブスの人が、このまま「お独り」に徹すれば、ただそれだけのこと。 しかし、まさにグチが共鳴してしまって、意気投合してしまうケースもある。 容姿の問題はいいとしても、話の内容はグチばかりで、そして相手に対して過剰な警戒心を持っていて、話の内容が不明確な人と一緒になるのはどんな人なの? もう、同類以外にはありえないでしょ? しかし、そんな人同士が一緒になっても、修羅場になってしまいますよ。 過剰な警戒心が身についたもの同士が、たとえ結婚したとしても、フランクなやり取りができるわけがないじゃないの? そんな修羅場体験が、ますます警戒心になってしまう。 ヘンなオトコと一緒になって、自分の失敗を認めスグに離婚するのならともかく、そのまま子供を作ったら、もっとタイヘン。 そんな子供は、親から、容姿の問題を受け継ぐだけでなく、当人自身の目標もなく、警戒心ばかりが強い親によって育てられてしまうという境遇を持つことになる。 その親が、子供時代に、そうであったように。 警戒心というのは、期待の裏返しでしょ? だから、当人自身が何を期待しているのか? あるいは、もっと根源的に言うと、「何をしたいのか?」「どんな希望を持っているのか?」 それを当人自身が明確に自覚しないと、性格ブスが加速するだけ。 そうなってしまうと、当人のブスが加速するだけでなく、周辺環境のブスまで加速してしまうものなんですね。 (終了) *************************************************** 発信後記 日本の国連常任理事国入りに対し、「想定通り」に韓国がイチャモンをつけています。 歴史問題がなんとか・・・いつものヤツ。 もしかしたら、日本の自称良識派さんが、「そうだ!韓国の言うとおりだ!日本は過去と真剣に向き合わなくてはならない!」とでも言っているのかもしれませんが・・・ ここで、日本が国連の常任理事国になるべきか?ならないべきか?の問題は別として、今回の韓国の主張を額面通りに受け取ったらオバカさん。 だって、韓国は、名古屋がオリンピックを開催しようとした時にジャマしましたし、サッカーのワールドカップの開催の時にもジャマしたでしょ? そのとき歴史問題云々なんて、言っていませんでしたよね? しかし、やっていることは、同じことでしょ? クレーマーというのは、そんなもの。着地点がないクレームを言い続けるものなんですね。 そんなクレームにも多少は配慮する必要もあるでしょうが、本気にしたらバカ。だって、そんなクレームは着地点がないんだもの。 昨年末に起こった芸能人の島田紳助さんへの女性クレーマーも、結局騒いだだけで終わってしまいましたよね?だって、そんなクレームには対処のしようがないんですからね。 どないせいっちゅうんや! って、とこでしょ? まあ、それなりの立場になるとクレーマーにつきまとわれるのは、宿命みたいなものなんでしょう。しかし、それに振り回されず、自分自身をしっかり持つことが重要なんでしょうね。 しかし、グチを言いたい人間は、その手のクレーマーの主張に同調する傾向があります。その手のクレーマーと一緒になって、自分自身のグチを言うわけ。 それって、自分自身を安っぽくするだけなんですよね? |
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R.10/8/19 |