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カテゴリー ダメダメ家庭の雰囲気
配信日 06年1月4日
タイトル 亭主の不在を喜ぶ  (夫の不在を喜ぶ)
「ダメダメ人間には、被害者意識が強い。自分を被害者だと常に思っている。」・・・って、もうイヤになるほどの同じ書き始めですが・・・
被害者意識があるので、結婚生活が上手く行かないことだって、それを自分の被害ととらえているわけ。
当事者意識がなく、被害者意識が強いので、不都合な事態は、自分の失敗ではなく、誰かからの被害として認識するわけです。
その結婚が上手く行っていないのなら、それはそれで自分の間違いを認め離婚してやり直せばいいのでしょうが、当事者意識のないダメダメ人間はそんなことはしない。ただグチっているだけなんですね。

しかし、グチっていても、顔を合わせて楽しい夫婦ではないこと自体は何も変わらない。だから、そんな人は「ああ、今日はお父さんがいなくて、ラクだわ〜。」などと、亭主の不在の時に、子供の前で喜んだりするわけ。

夫婦が顔を合わせていても、いつも楽しいというわけには行かないでしょう。だからと言って、日頃から「いないからラッキー!」と喜んでいる状態だったら、離婚した方がマシですよ。
「離婚したいけど、子供のためにガマンするわ!」
なんて言っている場合じゃないでしょ?そんな状態は何より子供のためになりませんよ。そんな言葉を目の前で聞かされ続けた子供はどうすればいいの?

夫が出張だったり、会社の残業だったりで、その場にいない時に、それを喜んでいる状態だったら、自分で考え直してみないといけないでしょ?

大昔に「亭主ゲンキでルスがいい!」なんて、テレビのコマーシャルで言っていたことがありました。テレビなどでは、この手の「身もフタもない」言葉はなぜか関西弁で言っていたりするもの。まあ、理由はわかるものですが。ダメダメな妻は、そんな「身もフタもない」言葉に「そうよ!そうよね!」などと大喜びで同意したりするわけ。
確かにそう思うことだってあるでしょう。しかし、毎日そう思うのなら、何かアクションを起こさないとね。

しかし、当事者意識がないダメダメ人間は、自分では何も考えないし、何もアクションを起こさない。ただグチったり、亭主の不在を喜んでいるだけ。

そんな親を見ながら成長した子供は、どんな相手と結婚し、どんな家庭を作るの?
「結婚するなら、一緒にいて楽しい相手と結婚したい。」
「何かあったら、夫婦で議論しながら対処できる家庭にしたい。」
なんて、思うようにはなるわけがないでしょ?それこそ「て・き・と・う」に結婚して、結局は上手く行かず、そんな結婚生活の問題を自分の被害ととらえるだけになっちゃうでしょ?自分の母親と同じように亭主の不在を大喜びするだけ。
そんなこと当たり前のことですよね?

あるいは、母親のそんな言葉を目の前で聞かされた男の子は、「将来は家族のために一生懸命に働く人間になろう!」なんて思うの?
あるいは、実際に働いている時にも、「家族のためにガンバロウ!」なんて思うの?
そんなわけないでしょ?
だって、子供としては、当人がいない時に悪口のネタにされている光景を見てきたんだから、そんなヤクザな妻や家庭のために、仕事でがんばろうと思うわけがないじゃないの?

被害者意識だけがあるダメダメ人間は、子供の前で結婚生活のグチを繰り返すばかり。
「今日はお父さんがいなくて、気がラクだわ〜」
「あ〜あ、お父さんと結婚して、ワタシの人生はメチャクチャ!」
そして子供に向かって、
「こんなつらい思いをしながら、オマエを育てたんだよ!感謝しなさい!」
そのような感じで、子供に恩を着せようとするわけ。

しかし、そう思い通りに行くわけがないでしょ?
それこそ、その母親が出かけている時に、留守中に子供はどう言っているでしょうか?
「今日はウチのクソババァがいなくて、せいせいするよ!」

そんなことは、当たり前のことですよね?

(終了)
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発信後記

前回の配信は、驚異的に長い文章でしたので、今回は短めの文章です。
あの文章を1日で書いたので、バタバタしてしまっていたせいか驚異という字が間違っていました。
大変に申し訳ありません。

そういえば、バックナンバーをサイトにアップするのも大変に遅れております。
色々とバタバタしていて・・・これも大変に申し訳ありません。

ちなみに、今回の事例もポピュラーなものだと思います。まあ、ダメダメ家庭ではお約束かも?勿論、たまにそんな気分になるということと、毎日がそんな気分というのは、全然違っています。ダメダメ家庭では毎日がそんな状態。にもかかわらず、何もアクションを起こさないわけ。
結局、そのツケは子供に行っちゃうんですね。
R.10/11/28