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カテゴリー 事例から考えるダメダメの問題
配信日 06年6月16日 (10年12月5日 記述を追加)
タイトル 韓国のノ・ムヒョン大統領
このメールマガジンでは、「肥大化したダメダメ家庭」という観点で、たびたび韓国という国に言及しております。
別に民族的?な偏見があるわけではありませんよ。

私が注目しているのは、DNAの問題ではなく、思考のスタイルなんですからね。
その韓国では、チョット前(06年)に、統一地方選挙があったそうで、その選挙において、大統領の与党(ウリ党と言うらしい)が歴史的な大敗北を喫したそうです。

と言うことで、その敗北の原因となった、現在の大統領のノ・ムヒョン氏の政治手法について、韓国の新聞である朝鮮日報が特徴を書いていました。
そこで指摘されている、ノ・ムヒョン氏の具体的特徴が、読んで笑っちゃうほど、典型的なダメダメ。単に政治的に無能ということではなくて、ダメダメの世界において問題になる具体的な事例の数々が、このノ・ムヒョン氏に集約して見られるというわけです。

当事者意識の欠如と、被害者意識、そして会話能力の欠如。それらがダメダメ家庭の特徴であるとこのメールマガジンで何回も書いています。それらが、ノ・ムヒョン氏に集約されているわけ。彼はまさにダメダメ世界のエリートといえるでしょうね。
ちなみに、以下に列挙されているこれらの特徴は私が書いたわけではありませんよ。韓国の新聞が書いているんですからね。

ということで、その朝鮮日報に記されていた、ノ・ムヒョン氏の手法の特徴に従いながら、ダメダメの問題を考えてみましょう。

1. 「対立と色分けをあおる政治姿勢」・・・ダメダメ家庭は対抗心が強い。このことは何回も書いています。自分自身はどうしたいのか?そのことを自分で考えることから逃げているので、とりあえず「○○に対抗する!」なんてやってしまうわけ。もともとダメダメ家庭は被害者意識が強いので、対抗心を焚きつけられると、簡単に燃え上がってしまう。「そうだ!我々は○○による被害者なんだ!○○をやっつけろ!」と共鳴してしまう。

まあ、その対抗心が第3者に向かっているうちは、「それなり」にまとまるわけですが、やがては、お互い同士で、対抗心を燃やすことになってしまうわけ。これでは何もできませんよね?まずは、「自分自身はいったい何をしたいのか?」それが肝心でしょ?しかし、当事者意識がないダメダメ人間は、そんな自問自答から逃げて、他者への対抗心を燃やすだけなんですね。

2. 「理念的偏重」・・・ダメダメ家庭は現実と真摯に向き合うようなことはしない。何か発言するにしても、「ああすべき!」「こうすべき!」とべき論でお説教するだけ。当事者意識がないので、現実を真摯に見るわけではなく、現実の問題を認識することはないわけ。おまけに被害者意識が強いので、自分の理念との乖離を、自分の被害と捉えてしまう。だからますます、自分の理念に凝り固まってしまうんですね。

3.「景況感の回復に失敗」・・・上記のように、ダメダメ人間は理念なり大義にこだわることになる。現実でどんな問題が起こっているのかについては関心がないわけ。だからどうしてもプラグマティックな面がおろそかになってしまうんですね。だから経済的な観点が希薄になってしまう。だって、経済が豊かになっても、理念とは関係ないでしょ?理念を追求するためには、経済などは2の次の問題だ・・・って、その点は、北も南もまったく同じなんですね。

4.「感情的な政策」・・・そもそも政治を運営するには、現実の問題をちゃんと認識し、自分の理想もちゃんと認識する。そのギャップを少しずつ埋めていく・・・それしかないでしょ?その「埋める」手法は人それぞれでしょう。もちろん、人それぞれの理想の姿は違うでしょう。しかし、現実をしっかり認識し、自分自身の理想についても認識することは共通ですよね?しかし、それが認識されていないと、人とやり取りしていても「違いますっ!」「違いますっ!」「違いますっ!」と、スグに逆上するようになってしまうわけ。そうして被害者意識に火がついて、感情を爆発させてしまう。

5.「憎悪や攻撃性を帯びた態度」・・・そもそも自分自身のことがわかっていない人が、自分の被害者意識に火がつくと、どうしても攻撃的になりますよね?それに対抗心が強いわけですから、味方でなくなったら、敵となってしまうわけ。会話のできない人間にしてみれば、必要に応じ、適宜協力してくれるグレーゾーンの人間なんて存在しないわけ。「敵か味方か?」そんな単純な区分けしかできないわけです。そして、敵と認定したら攻撃し、その攻撃行為によって、相手が敵であると確認する儀式とするわけです。

6.「傲慢、独善的な態度」・・・ダメダメ家庭の人間は会話の能力がない。だから常に序列にこだわらざるを得ないわけ。コミュニケーションが命令と服従の関係しかないわけです。自分の方が序列が上と思ったら、後は命令を下すだけ。ということで、まさに独善で傲慢になるわけです。

7.「選挙前の内紛」・・・ダメダメ家庭の人間は、「自分自身がわかっていない」。自分がいったい何をしたいのか?自分でもわかっていないわけ。ただ「違いますっ!」を繰り返すばかり。その「違いますっ!」がお互いに向き合うようになったら、当然のこととして内紛になるでしょ?自分のやりたいことを実現するために、「とりあえず」一緒に協力する・・・なんてことにはならないわけ。

8.「根拠のない中傷」・・・ダメダメ家庭は被害者意識が強い。それだけでなく、現実とのやりとりが上手くできずに妄想への親和性が高いわけ。だからどうしても陰謀史観を持つことが多い。「アイツはこんな悪いことをやっているんじゃないかな?」と疑い、そして妄想の中で断定され、そしてその断定を元に、相手を中傷することになるわけ。

9.「大統領に対する不信感」・・・ダメダメ家庭の人間は、他者からの好意を求めますが、人から信頼されるように自分自身を律するようなことはしない。そんな人を当然のこととして信頼するわけもありませんよね?


繰り返しますが、上記のノ・ムヒョン氏の政治についての特徴は、韓国の新聞によっています。その具体的な特徴の「解説」は、メールマガジン発行者の私がいたしました。
まったく・・・ダメダメのツボを押さえまくっていますよね?感心してしまうほどですよ。

それ以外のこととして、ノ・ムヒョン氏は、苦労して弁護士資格を取ったとのことで、苦労自慢もオハコ。
苦労して「心が頑な」になってしまって、クレームをつけることしか能がなくなってしまったわけ。

だから、問題なのは、ノ・ムヒョン氏の政治手法がダメダメであるということより、そんな「絵に描いたような」ダメダメ人間が、よりにもよって、大統領になってしまう・・・と言うことです。

ちょっとでも、思考力がある人なら、「こうなること」は予想できるわけでしょ?
それこそ日本だって、社民党の福島さんが首相になったら、同じことになりますよ。
ただ、日本では福島さんは、首相になることは、ない・・・というだけ。ダメダメな政治家はどこの国にもいるもの。それがそれなりの地位についてしまうことが問題でしょ?

このノ・ムヒョン氏は「進歩派」という名目?でした。
進歩派って言葉はわかりにくい。そもそもダメダメの世界の特徴は、「一見わかったようで、実は何もわからない」言葉が頻発しているもの。この「進歩派」という言葉も私にはサッパリわからない。
そもそもソ連などの共産国が崩壊して以降、「右派と左派」の区分けとか、「進歩と保守」の区分けも、無意味になってきていますよね?たとえば、ロシアにおける進歩派って何?新しく資本主義的な発想をする人なの?それとも旧来の共産主義的な人なの?進歩派なんて言われても何もわかりませんよ。

重要なことは、現実社会の問題を認識し、自分の理想とする社会に近づけることでしょ?理想を語るだけだったら、論文でも書いていれば済む話ですよ。

このノ・ムヒョン氏の言動は、進歩的どころか、まさに、韓国の「伝統的」なスタイルですよね?韓国の歴史教科書を取り上げて考えた折に触れた、韓国の伝統的なダメダメのスタイルがそのまま、現実社会で展開されているわけ。「進歩的」と称される抽象的な理念を無闇にありがたがるという韓国の伝統に従っているわけ。はっきりいって古臭い。

また、以前にも書きましたが、ノ・ムヒョンさんは「正しい政治」を掲げて登場したそうです。「正しい」という言葉もダメダメに典型の言葉です。じゃあ、「正しいって、いったいどういう意味なの?」そうなっちゃうでしょ?その正しさを示すのは、往々にして権威というヤツ。そもそも韓国ではデーターを取って考えるという習慣がないんだから、「正しさ」なんて、どうやって証明するの?データーもないので、結局は「声が大きいほうが勝つ」なんて事態になってしまって、「オレが言っている正しいことを文句を言わずにやれ!」そうなっちゃうでしょ?
まあ、確かに民主的だこと!!民主的と言っても、朝鮮民主主義的ですが。

あと、彼はバランサー論なるものを言ったりしましたよね?中国と日本のバランスを韓国が取るんだ!そんな感じでしょうか?まあ、キャスティング・ボードを握った気持ちなんでしょうね。ダメダメ家庭の人間はやたら自分を高く売ろうといたします。自身の価値を高めることよりも、何とかして他者に自分を高く売ろうとするわけ。つまらない駆け引きが多いんですね。しかし、イソップでのこうもりのように、そんな人間は最後には一番相手にされなくなるもの。

「自分たちはいったい何をしたいのか?」「自分たちはいったいどうなりたいのか?」まずはその問題が先でしょ?そもそも会話のできない人間が「周囲のバランスを取るんだ!」も何もないじゃないの?

しかし、彼も今後どうするのかな?
このまま行けば、在任中はともかく、大統領を降りたら、そのうちに刑務所行きでしょう。北朝鮮に亡命するか?それとも韓国という国自体を、金将軍に大政奉還するのかな?
それとも、日本に戦争を仕掛けるのか?
彼の「死中活」はどのようなものなのか?

いずれにせよ、迷惑なことは確実ですが。


ちなみに、ノ・ムヒョン氏や彼の政党に対する一般の韓国人の評価は下記のようなものがあるそう。これも韓国の新聞に載っていました。
「大統領は何もかも口ばっかりで実践したことが何一つない」
「責任を取らず、他人のせいにするので心が離れた」
「包容力のない色分けばかりやった」
「人事は平等にやらなければいけないのに、自分の側近ばかり長官に起用した」
「国民を無視し、あまりにも独善的だ」
「政治が不安定で一貫性がない」
「改革が民心を得られず、掛け声倒れに終わった」
「何事にも中心が不在で迷走している」
「方向性はよいが、実務経験がないため仕事ができない」
「国民が温かみを感じられる指導者がいない」
「大統領が誤った方向に進めば批判するべきだが、それすらもできない」

・・・なんだそう・・・
一般の韓国人はそうやってノ・ムヒョン氏を批判しているわけですが、これらの批判って、他の国の人が持つ、一般の韓国人に対する「見解」とそのままマッチングするでしょ?
そういう意味で、ノ・ムヒョン氏は韓国の大統領としてふさわしいといえるわけ。
まあ、「ノ・ムヒョンの振り見てアンタの振りなおせヨ!」ってとこですね。

もちろん、このことは韓国人だけに当てはまるわけではなく、世界中のダメダメ人間にも共通することです。
「ノ・ムヒョンの振り見てアンタの振りなおせヨ!」ですし、
「韓国人の振り見て、我が振り直せ!」というわけ。

何回も書いておりますが、この文章において、韓国人の問題なり、ノ・ムヒョン氏個人の問題を指摘したいわけではありません。

たとえば、上記のノ・ムヒョン氏のスタイルは、現在(10年)の日本で権勢を誇っている仙石官房長官のキャラクターと「ウリ二つ」でしょ?
「反体制派」弁護士出身という出自だけでなく、顔もソックリですよ。

実際に仙石さんは、国会の論戦で熱くなるのはいいとして、そんな姿を一般国民がどのように思っているのかについて、何も考えていない。目先のマイナスに過剰に反応しているだけ。長期的な達成目標などが存在しない。もしあったとしたら、それを国民に対してわかりやすく説明するのが先でしょ?

よく「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ。」と言われたりしますが、なぜに歴史が参考になるかというと、人のやっていることは、どんな時代でも、どんな場所でも大きな違いはないわけです。
最近の目立つ事例であっても、歴史的に頻発している事例を、ちょっと環境条件を変えただけのケースが多いわけ。

韓国のノ・ムヒョンさんの事例が、経験のレヴェルなのか、歴史の次元となってしまっているのかは別として、そんな過去の事例を参考にすると、現在の問題点の本質も見えてきたりするわけです。
そして、そのようなキャラクターの人間を「それなりの」地位につけてしまっている社会の問題点も見えてくるわけです。

(終了)
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発信後記

現在サッカーのワールドカップが開催されており、日本チームはジーコさんが監督ですよね?
しかし、ジーコさんは、勝てる監督の顔ではない。目に冷たさがない。
勝てる監督って、どこか「冷たい目」をする時があったりするものですが、ジーコさんは「厳しい目」をしても、「冷たい目」にはならない。

きっと、ジーコさんは、選手を「かわいくて、かわいくて、しょうがない。」とでも思っているんでしょうね。これでは勝てませんよ。
彼は成果を上げる管理者というより、「お父さん」なんでしょう。
「這えば立て、立てば歩めの親心」で、選手たちを見ているんでしょうね。

という意味で実に日本的な「いいお父さん」
そもそも選手の選考だって、どっちかというと、年功序列を基本として、チームの「和」を重視するものだったとか。まあ、これも、昔の、日本のスタイル。
しかし、何か問題があったときは、ちゃんと矢面に立ってくれるので、立派なお父さんであることは確実でしょう。

まあ、そういう意味ではジーコさんは、日本代表監督にふさわしい人だと、思います。勝てなくても、それが日本というわけなんでしょうね。サッカーだけが人生ではありませんよ。
R.10/12/5