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カテゴリー 事例から考えるダメダメの問題
配信日 06年7月7日
タイトル 北朝鮮のミサイル発射問題(総集編として)
前回配信の文章においては、朝鮮半島に関するお題を取り上げました。またまた朝鮮半島の問題を取り上げるのは、気がひけますが、あまりにタイムリーですしね。ということで、先日のミサイル発射問題について、ダメダメ家庭の問題から考えてみたいと思います。

政治的なり軍事的な面は、別の方々が色々と提示されるでしょう。
まあ、どうやら「ヤツラが何を考えているのか、よーわからんわい!」という意見がポピュラーのようですよね?

しかし、ダメダメ家庭の発想を基本として考えると、あの発射事件も、意外とすんなり理解できるものです。
これは単に、北朝鮮固有の問題というより、世界共通のダメダメ家庭の発想の問題なんですね。たとえば、ライブドアの堀江氏の行動と共通点が多くあります。
ということで、今回は、あの事件を例に、ダメダメ家庭の発想を、総集編的に具体例を列挙する形で 考えて行きます。

1.「で、アンタは結局どうしたいの?」・・・ダメダメ家庭の人間は当事者意識がない。自分で自分自身の希望がわかっていないわけ。そんな人の行動を理解しようとしても無理ですよ。むしろ、理解するためには「自分自身がわかっていない人たち」という点を押さえておく必要があるわけ。自分の希望がわかっていないから、会議の場でも、本当に主張したいこともない。「アナタはいったいどうしたいの?」なんて面前で言われても、答えられない。だからこそ、「自分自身の意向を主張しなければならない」会議と言う場は、苦手になるわけです。言いたいことはグチだけなので、どうしても少数の人間相手に、その相手を見ながらでないと困るわけ。

会議のような不特定多数に近い人間に対し、自分の意向を言うには、逆に自分自身をしっかり持っていないとダメなんですね。そんなことは、メールマガジンの発行者だったら実によくわかります。知っている相手であれば、相手に合わせたり、相手を攻撃するだけでいい。しかし、相手が見えないと、「では、自分はどうしたいのか?」という問題が大きくなってしまうわけ。北朝鮮が6者協議という会議を嫌がるのも当然なんですね。

2.「ワタシが一番かわいそうな人間なんだ!」・・・ダメダメ家庭は被害者意識が強く、自分が一番かわいそうな人間と勝手に認定している。だから他者の被害に無頓着となり、人に迷惑を掛けることも平気。まあ、だから敵国の日本だけでなく、中国や韓国のような友好国に対しても平気に迷惑を掛けられるわけ。

3.「構ってほしい!」・・・ダメダメ家庭の人間は、当事者意識がなく、自分で自分のことがわかっていない。そんな人間を相手にするマトモな人間がいるわけもなく・・・かと言って、そもそも自分自身の希望が自分でもわかっていないわけですから、自分ひとりで出来ることもしない。常に他者に依存する必要があるわけ。他者を攻撃したり、他者にすがったり・・・そんなことしかできないわけ。

だからこそ、誰かに構ってほしい・・・と常に願っているわけ。だって、相手となる他者がいないと何もすることがありませんものね。だからどうしても、「構ってもらう」ために行動することになってしまう。まあ、このようなタイプはインターネットの掲示板ではポピュラーなタイプでしょ?

4.「威張るための努力」・・・ダメダメ家庭は会話不全の関係。コミュニケーションが常に命令と服従によっている。だから常に序列を意識することになる。そして命令と服従だったら自分が命令を下す側であることを望むのは当然のこと。ということで、ダメダメ家庭の人間は、「自分が立派な人間なんだ!」と周囲にアピールする必要があるわけ。命令を下す側の「偉い」人間だと言いたいわけです。

だから、あえてトラブルを起こし、戦時を作り出し、強いリーダーとしての自分を印象つけることが必要になるわけ。だって、命令しかできない人間なんて、平時には不要ですよ。戦時だからこそ必要なんでしょ?逆に言うと、命令しかできないので、常に戦時にしておく必要があるわけ。これってライブドアの堀江氏もその典型でしたよね?そして戦時を作りだし、「強さ」を演出する必要がある。だから自分が持っている武器のデモンストレーションにいそしむようになるわけ。要は威張りたいわけです。

5.「人の気持ちがわからない」・・・前にも書いていますがが、ダメダメ家庭の人間は、「自分が一番かわいそうな人間」と、信じて疑わないので、他者の迷惑なんて考えない。他者が自分の行動に不快感を持つなんて、考えられないわけ。何も北朝鮮だけではありません。日本でも同じでしょ?このメールマガジンの購読者の方々で、こんな体験をなさったことはありませんか?

ある人からヒドイ言い方をされた。「あの人・・・なんて人を傷つける言い方をする人なんだろう?」と思っていたら、次の日には、その人が何も無かったかのように、朗らかな顔で、「おはよう!今度また遊びましょうよ!」なんて言いだして面食らってしまう。あんなにヒドイ言い方をしたら、それなりの覚悟があっての物言いなのかなと思っていたら、何も無かったかのように振舞われてしまうわけ。せめて、最初にそのひどい言い方を詫びればいいのに・・・そう思ってしまう。

そのような人は、自分が受ける被害だけを考え、他者が自分の行為から受ける感情なんて全く考えないわけ。たとえば、今回のミサイル発射の後にも、北朝鮮は「以前にアメリカの外交官を招待したのは有効ですよ。ピョンヤンに来てくださいね。」と言っているらしい・・・ミサイルを撃っておいてシュールそのものですが、このようなシュールさって、日本のダメダメ人間でもやっているんですね。

6.「まず自分の被害を考える」・・・今回のミサイル発射事件で、日本の朝鮮総連が、「日本人による嫌がらせが心配だ!」とコメントしたそう。しかし、そういう問題ではないでしょ?少なくとも順番が違いますよね?しかし、「自分が一番かわいそうな人間」と思っている人間は、他者の被害には関心がないので、考えることは自分の被害だけ。しかし、だから嫌われるんでしょ?

7.「地縁、血縁」・・・今回の北朝鮮のミサイル発射に呼応して、韓国が竹島領域を海上調査しましたよね?まあ、領土に関して韓国の主張は色々とあるでしょう。それはそれでいいわけ。しかし、ミサイル発射と呼応してはマズいでしょ?たまたま時期が重なっただけというなら、スグに引き返さないとね。

日本の外務大臣の記者会見によると、韓国の海上調査と、北朝鮮のミサイル発射の関係は、「憶測に過ぎない」と、否定も肯定もせずの状態。外務大臣が否定しなかったことは、とんでもないことですよ。だって、本来なら韓国から電話でも掛ければ済むわけですからね。まあ、条約上の呼応ではないとしても、精神的には呼応しているわけ。頻繁に書きますが、ダメダメ家庭は会話不全の家庭であり、だから会話が存在する前から存在している縁に頼らないといけないわけ。ということで、韓国と北朝鮮の結びつきはますます強くなってきているでしょ?だって、他に相手をしてくれる国なんてなくなってきていますものね。そもそも自分自身がわかっていなくて、会話の能力がない人たちと一緒にいても、不快になるに決まっているでしょ?

8.「関係の固定」・・・北朝鮮としては、韓国はいわば「地縁、血縁によるゲタの雪」状態。何をしても付いてきてくれる。ロシアは昔の共産圏の仲間。中国は、かつて朝鮮戦争を戦った戦友。まあ、そんな関係はそれでいいでしょう。しかし、ダメダメ家庭の人間は一旦「彼は味方だ!」「ヤツは敵だ!」と認定したら、それの修正がなかなか利かないわけ。

だって会話の能力がないのだから、「ヤツは最初は雰囲気的に気に入らないと思ったけど、実際に話してみると結構面白いところもあるじゃないの・・・」なんて思いようがないでしょ?一旦設定した関係を修正することができないんですね。しかし、韓国はともかく中国はバカではありませんよ。いつまでもお守りはしてくれませんよ。敵・味方の分類って、本来はその都度変わったりするものでしょ?しかし、そのためには、自分が何をしたいのか?その実現のために協力してくれるのは誰なのか?そのことについて考えなくてはならないでしょ?それは「自分が何をしたいのか?」考えないダメダメ人間には不可能なことなんですね。


このように考えると、あのミサイル問題だって理解するのに、それほど困難さはないわけです。自分自身についてわかっていなくて、被害者意識だけがあり、会話の能力がない人って、日本でもあれと似たようなことをしているんですね。ミサイル発射を一大事と捉えるのはマトモ人間の発想であって、自分の被害しか考えないダメダメ人間にしてみれば、「どうしてそんな些細なことを大騒ぎしているんだろう?」と本気で思ってしまっているわけです。

さて、じゃあ、今後どうなるの?
という問題が当然出てきます。
今回のミサイル発射で一番腹が立ったのは言うまでも無く中国でしょう。
そもそも北朝鮮は、中国の属国のようなもの。番犬として忠実に働いていたら、まだ飼ってやってもいいけど、所構わず悪さをする狂犬だったら、どうするのかについては言うまでもないこと。

そもそも中国は2008年に北京オリンピックを抱えているわけでしょ?そのチョット前に、またドッカーンとやられた日には、今回以上のメンツ丸つぶれですよ。そもそも今回だって、周囲の国は、中国に対して「オイオイ!自分の番犬のしつけもできないのかよ!バッカじゃないの?」って内心は思っていますからね。その自分の番犬が悪さをして、北京オリンピックが失敗に終わるようなことになったら、大変。

番犬だって主人の言うとおりに吠えたり、お座りしたりすればまだしも、このままじゃ、危なくて飼っていられないでしょ?ちょっと前までは中国では軍隊に老幹部がいて、朝鮮戦争を一緒に戦った盟友である北朝鮮を絶対に守るんだ!という原則があったそうですが、軍だって世代も変わっているでしょうし、北京オリンピックに関わって来るとなると背に腹は変えられないでしょ?

どうも、北京オリンピックという言葉が出てこないのは、逆に不自然。それこそ「こんなことでは危なくて北京でオリンピックを開催できない。」なんて言い出さないのも逆にヘン。

そのうち中国主導による、北朝鮮内でクーデターというのが、一番起こりやすいシナリオでしょうね。まあ、中国の完全な「かいらい」政権ができたところで、不快に思う国があるわけもなく・・・あっさり承認でしょう。日本だって、その新政権が、拉致した日本人を解放してくれたら、大喜びでしょ?そして「悪いのは全部○○のせいだ!」ですべてが納得。そのすべての邪悪の原因の○○がキム将軍になるだけ。

「悪いのは全部○○のせいだ!」なんて日頃から言っている人は、最後には、周囲から犯人認定されてしまう。「全部アイツのせいじゃないか!」というわけ。
ライブドアでもそうだったでしょ?

(終了)
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発信後記

何度も書きますが、別に北朝鮮の政治問題を議論したいと思っているわけではありません。
日本でもダメダメな人間って、あんなことをやったりするもの。
「こんなに周囲がアナタのことで迷惑しているのに・・・あんなに周囲の人に対し憎まれ口をたたいたのに・・・どうして、その周囲の人に平気で接することができるの?」なんて疑問を感じたことがあった方もいらっしゃるでしょ?
「あんな後で・・・よくも・・・こんな朗らかな表情で・・・」
まあ、そんな人からは早めに避難するのが一番というわけ。
そもそも会話のできない人間なんだから、ヘタにアドヴァイスしても、逆効果なんですね。
R.10/12/3