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カテゴリー ダメダメ家庭の人間の行動
配信日 06年10月3日
タイトル 奈と菜となの名
購読上の注意 下記の文章は、何も特定の名称の問題点を指摘したものではありません。
子供の名前を付ける際の、親の心理について、素人の私なりの考察を書いたまでです。
報道などで子供が関わる事件があった際や、あるいは、身近に存在するトラブルメーカーの子供の問題を考える際には、その子供の名前から、親の資質について「見えてくる」・・・その傾向もあるわけです。
特定の名前の評価を目的としたものではありません。
そのあたりを十分に勘案した上で、お読みいただければ幸いです。
メールマガジンのお題の名前に、いきなり、「奈と菜となの名」って何?
と思われたでしょ?
「なとなとなのな」って・・・パソコンのタイピングミスかな?
この!粗忽モノめ!と思ったでしょ?

文章のタイトルって、やっぱり重要で・・・
このメールマガジンでは、基本的には、文章全体の要約に近いタイトルを使うことが多くあります。
何せ長すぎると悪評の高い文章ですので、文章全体を読む前に、大体の内容が予測できた方が便利でしょう。
と言っても、毎回それでは、芸がない。
文章全体の要約ではなく、いわば、伏線に当たるようなタイトルのケースもあります。まあ、このケースだと、よっぽど「引き」が強くないと、読むのを止めてしまう。

しかし、要約のケースであれ、伏線のケースであれ、そのタイトルは、文章自体の・・・そして文章の書き手のキャラクターを表すものですよね?
もちろん、このことは、子供の名前についても同じ。

子供の名前については、かなり以前の03年に触れたことがあります。
ダメダメな親は、子供の名前を「て・き・と・う」に付けたり、どこかの「エライお坊さん」に丸投げしたり・・・と、後の子育てを、そのまま象徴するようなことをするわけ。まさに、名前の付け方が、子育て全体の要約になっているんですね。

さて、以前に「歯並び」の問題について触れたことがあります。
「歯並びなんて、人間の価値には何も関係ない!」という正論は正論でいいとして、自分の子供の歯並びの悪さを放置する親がマトモとはとても言えないでしょ?歯並びが悪くて得になることなんて、一つもないんですからね。
そもそも、歯並びの悪い自分の子供と会話する際に、どんなことを考えるの?

「あ〜あ、この子は歯並びが悪いなぁ・・・」と思うの?
それだったら、歯並びの矯正をすればいいだけ。
しかし、ダメダメな親は、そもそも子供と会話するわけではないし、「コイツが歯並びが悪いせいで、このワタシに余計な面倒が・・・」なんて自分の被害を真っ先に考えるだけ。

ということで、以前に歯並びのチェックのために、いわゆるアダルトヴィデオをチェックしたら、やっぱり歯並びが悪い女優さんが実に多い。
まあ、ねぇ・・・

まあ、女優さんの歯並びについては予想どおりで、特に驚きはありませんでしたが、その折に気がついたのは、女優さんの名前です。
女優さんの名前といっても、もちろん、本名ではなく、いわゆる源氏名でしょう。
その女優さんの名前に「菜」とか「奈」とか、平仮名で「な」で終わる名前が多いんですね。

どうやらその手の女優さんは、そのような「奈」とか「菜」とか「な」がつく名前が好きなんでしょうね。その手の女優さんは、まさに歯並びが悪いことからもわかるように、ダメダメ家庭と深い関係がある。だから、ダメダメ家庭と「奈」と「菜」の「な」の名前は、それなりに関係があるんだろうなぁ・・・と思うようになってきました。

もちろん、「奈」とか「菜」とか「な」がつく子供は、全員ダメダメ家庭の子供だ!なんて申し上げるつもりは全然ありませんヨ。そもそも、今の時代の流行なんでしょうね。統計を調べると、確かに上位に出てくる。
しかし、以前ちょっと言及しましたが、「ワタシの顔って、そんなに幸が薄い顔かなぁ・・・」なんて言っていた人がいましたが、その人も「奈」が付く名前だったなぁ・・・
顔以上に名前が幸が薄いよ。

あるいは、ちょっと前に北海道で、母親の愛人?に虐待されて死亡した姉妹がいましたが、その姉妹は、「菜」と「菜」の姉妹。

逆にいうと、「子」がつく名前の女の子が虐待で死亡した・・・というニュースは、最近はほとんどないでしょ?あるいは、「○○美」も、比較的虐待されない名前と言えるでしょう。まあ、現在では絶対数が少なくなっているのは確かですが・・・まあ、そんなコンサバな名前を「あえて」つけた親は、それなりのレヴェルがあるわけ。それこそ「愛子ちゃん」が典型的事例でしょ?あるいは男の子だったら、「太郎」なんてコンサバな名前の極地と言えますが、そんな名前をつけた親って、みなエスタブリッシュメントに近い人でしょ?

名前は、一生付き合っていくものですから、それを前提に付けないとマズイでしょ?かわいい名前もいいのですが、そんな「かわいい」名前の子供もいずれは社会人になり、おじいさん、おばさんになってしまう。その時に「何?この名前?」なんて思われるような名前だったら、本人のためになりませんよ。
だって、それだけ子供の「将来」を考えていない親であることがわかるわけですからね。そんな親に育てられた子供なんて心配でしょ?

アニメやマンガでは、かわいい名前の方がいいでしょう。だってアニメの登場人物はオジイサンやオバアサンにはなりませんものね。しかし、現実の人間は、50年過ぎればオジイサン,オバアサンですよ。重要なことは、楽しいオバアサンになることでしょ?

人間は中身で勝負!
なんですが、中身で勝負するためには、名前で偏見を持たれない必要があるでしょ?

名前自体に罪はない。偏見を持つ側が悪いんだ!
その主張は、一理ありますが、たとえばこんな事例を考えてみましょう。
第2次大戦の後のドイツで、自分の息子に「アドルフ」という名前をつけたとしましょう。
「アドルフ」という名前自体は、ポピュラーなもの。しかし、誰だって「アドルフ」という名前を持つ有名人を連想するでしょ?そんな名前は避けるのが、常識的判断というもの。
常識への挑戦!そのものは価値があるものですが、それこそ名前ではなく中身で挑戦したほうがマシ。だって、中身だったら、後で軌道修正も効くでしょ?名前って、おいそれとは変えられませんものね?

名前は、ちょっとコンサバで、中身はちょっと先進的。
こんな感じの方が妥当でしょ?
一生付き合うものなんだから、もう評価がある程度定まっているものを与える方がマトモですよ。
最新流行とか、今流行の・・・も、いいのですが、2年後に廃れてしまうようなものかもしれないでしょ?服だったらその時に変えればいいだけですが、名前も流行によって変えていくの?まあ、今で言うと「萌」なんて字は、流行の典型でしょ?親本人がそんな趣味を楽しんでいるのは勝手ですが、子供に親の趣味を押し付けてどうするの?まあ、親のレヴェルもわかって、「色々と」便利ではありますが・・・

ダメダメ家庭の親は、会話の能力がない。だから自分の子供しか相手になってくれない。だから本当は子供が自立してほしくはない。だから妙に子供っぽい名前を付けたがったりするわけ。「菜」なんて若々しい感じですが、その若々しさ・・・つまり子供っぽさに引かれたりするわけ。

前にも書きましたが、もちろん、「菜」とか「奈」がつく名を持ったら、全員ダメダメ家庭の子供だ!なんて申し上げているわけではありませんよ。
ただ、ダメダメ家庭の人間が好きそうな名前であることは考慮した方がいい・・・と申し上げているだけです。それこそアドルフという名前のように、それ単体ではいい名前でも、とんでもない人間と一緒の名前にならないようにする・・・それも配慮でしょ?

子供の頃は、「アナタの名前って、あのアニメの主人公と同じ名前なのね?」と言われて喜ぶこともできますが、その20年後はどうなるでしょうか?
「アナタの名前って、先日、自分の子供を虐待して殺してしまった母親と同じ名前なのねぇ・・・」と言われてしまう・・・そうなる可能性だって結構あるんじゃないの?

(終了)
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発信後記

まあ、名前の問題だと、あと「当て字」系だったり、やたら難しい字を使った、読みにくい名前などのパターンもありますよね?
それを正当化する理由は理由で存在するでしょう。
愛情があればいい、とか、印象に残って覚えてもらいやすい、とか・・・

印象に残るといってもプラス方向もマイナス方向もありますよね?
いわゆる「負け組」の世界では、プラス方向で印象に残っても、「勝ち組」の世界ではマイナス方向に印象に残る。そのようなことってあったりするでしょ?マトモな稼業で業績を上げている人で、そんな読みにくい名前の人っていないでしょ?

自分の子供が「勝ち組」になってほしいのなら、「勝ち組」の常識に配慮する。
常識への挑戦は、それはそれで価値があることですが、子供を巻き込んではダメでしょ?
R.10/12/4