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カテゴリー 様々な二重否定表現
配信日 08年2月15日
タイトル だってぇ・・・ワタシは悪くないんだモン!
備考 「悪くは」という言葉は、意味的に否定形ですので、「悪くはない」は二重否定表現となります。
先日(08年)、日教組の人たちが、集会を開催しようとして、予約していたホテルから、一方的に契約を破棄されて、裁判になった事件がありました。
裁判で、「ホテルは当初の契約を守るように。」との判決が出ましたが、ホテルはあくまで使用を拒否・・・そんな話です。
結局は、日教組は、予定していた集会を中止したんだとか。

まあ、日教組の集会があると、例の右翼の連中がウルサイ。
会場のホテルだってイヤでしょう。他のお客だっているわけですしね。
かと言って、ホテルだって、いったん契約したものを、勝手に反故にしてはダメでしょ?そもそも右翼の問題なんて、最初からわかっているんだし・・・いったいどうして契約したの?それに、日教組の集会は法律的に問題があるものではない。日教組としても開催する権利がありますよ。顧客の当然の権利を身体を張ってでも守る・・・ホテルとしても、そんな心意気は何事にも必要でしょ?

とは言え、この問題は実に面白い。
この事件は、日教組と右翼と、そしてホテルの3者の問題というより、ダメダメ家庭で頻発している問題を考えるに有効なんですね。

ちなみに、よく言われる倫理的な視点から見てみましょう。
例の「いい、悪い」あるいは「正しい、間違っている」そんな視点です。
この問題で倫理的に見て一番悪いのは、右翼でしょう。これは言うまでもないこと。人の活動を妨害して喜んでいるようでは人間的に劣るでしょ?言いたいことがあるのなら、堂々と言えばいい話ですよ。
次に悪いのはホテルですよね?いったん契約したのを勝手に反故にしたんだから、倫理的に問題がある。それに対し、日教組の側は、まさに「悪くはない。」

しかし、倫理的な視点を離れて、「求めていた結果を達成したかどうか?」という、プラグマティックな視点で見てみましょう。
右翼は、目的を達成している。
ホテルも、使用を拒否するという目的は達成したんだから、名を捨てて実を獲得している。
それに対し、日教組は、集会を開催するという目的を達成できていない。

つまり、目的の達成という観点からみると、この事件における最大の敗北者は日教組なんですね。
周囲の人からは、それなりの同情を得ることができたのかもしれませんが、一番の目的は達成できていないわけ。

ホテルから一方的に契約を破棄されたことに対し、裁判に訴えるのはいいとして、裁判の結果をホテルから無視されたら、結局は、お手上げ!って、部外者からみると、ギャグですよ。
集会を開催したいのなら、別の会場を考えてもいいわけでしょ?それこそ、いざとなったら東京ドームのような手段もあるでしょ?それくらいの気迫がないと、何もできませんよ。
あるいは、屋根のない場所でもいいじゃないの?寒空の下、熱い気持ちを持った参加者が、集会をする・・・そんなシーンがあれば、それこそ日教組に支持も集まろうというもの。
それに裁判に訴えるのはいいとして、並行する形で、直接に国民に訴えてもいいのでは?
多くの人は、日教組とホテルの間のトラブルなんて知らなかったでしょ?

あるいは、政治家に訴えてもいいのでは?
社民党の政治家なり、民主党の政治家の中に懇意にしている人もいるでしょう。その人たちと連携してもいいのでは?その人たちの口からも、抗議してもらった方が効果的でしょ?
あるいは、いざとなったら、自民党の人と掛け合ってもいいのでは?
自民党の政治家だって、集会の開催くらいには協力してくれますよ。協力してくれた政治家を、その集会に来賓として呼べばいいじゃないの?

土下座してでも、目的を達成する・・・そんな気迫がないからこそ、ホテルの側も、「足元を見る」わけでしょ?ホテルにとって一番イヤなのは、多くの一般の人から、「あのホテルは信用ならない。」と思われること。
今回のトラブルでは、そんな評価にはなっていないでしょ?それは日教組が直接的に国民に訴えることができないからなんですね。日教組の側に、ちょっとは同情しても、そこどまり。

集会をどうしても開催したいのなら、2の手、3の手を打ちますよ。それくらいに必死にならないとウソですよ。
日教組の人たちも、「ワタシたちは何も悪くない!」と思っているんでしょうし、実際にそうと言えるでしょう。しかし、目的が達成されないんだから、「悪くはない」も何もないじゃないの?「悪くはないから、何もしなくていい・・・」そういう問題ではないでしょ?
どうして直接に国民に対し訴えなかったのだろう?

まあ、日教組の人は説明能力がない・・・それは確かでしょうね。
あと、現状認識能力もない・・・これも現実にそのとおり。
あと、ダメダメな人は被害者意識が強く、「被害者という立場」が得られると、ツボに入ってしまって、深層心理的には喜んでしまう・・・このようなことはこのメールマガジンで頻繁に触れております。
結局は、裁判所に訴えて、「被害者」として認定されて、それでオシマイ。

何も日教組の問題を議論するつもりはありませんヨ。
ダメダメ家庭の周辺で、似た状況になるのは、たとえば家庭内暴力(ドメスティック・ヴァイオレンス・・・DV)の問題です。
夫から暴力を振るわれる女性は悪くはない・・・それはそうでしょう。
暴力を振るわれ、結局は死んでしまった・・・そんな女性はお気の毒・・・それは確かにそのとおり。
しかし、そんな同情をもらっても、死んでしまっていたら、意味がないじゃないの?

そんな修羅場から、どうしても脱却したいと思っているのなら、「アナタは悪くない!」と言ってもらって安心していてもダメでしょ?
「使える手段は、全部使うんだ!」
それくらいの気迫や覚悟が必要ですよ。

その使える手段の中で効果的でないものがあるかもしれませんが、それだけの気迫が周囲の人にも伝わるわけでしょ?そうなると、手を貸してくれる人もいますよ。
「ワタシは悪くないんだもん!」なんて「ボケー」としているだけだったり、「そんな方法はメンドウだからイヤ!」とゴネている人間に『まあ!なんてお気の毒なの?!』と言いながら近寄って行く人間は、結局は同類ですよ。後になって、別のシチュエーションで修羅場が再現されるだけ。

「自分がどうしても達成したいことは何なのか?」その自覚が最初に必要になるわけです。
ただ、そのためには、やっぱり自分自身の過去を自覚する必要があるわけ。
DVに陥るような人間は、人を見る目がないし、今までの人との付き合いに問題がある。だから周囲からのサポートも得られにくい。日教組だって・・・本来なら、自分が教えた生徒がいるはずでしょ?自分たちの活動が立派なものだったら、まずは、その「教え子」が味方になるはずでしょ?どうして教え子が味方になってくれないの?

まあ、かつての「教え子」に電話を掛けて支援を依頼しても、「寝言は寝て言え!」と言われるだけ・・・そのことを、日教組の人もわかっているんでしょうね。というか、ホテルにだって、日教組の「教え子」がいるのでは?自分たちの活動が立派なものだったら、そんなホテル内の教え子がサポートしてくれるのでは?

本当の改善をするためには、自分自身が直面しているそんなネガティヴな現状を直視しないとできないわけ。しかし、心の弱いダメダメな人は常に自己逃避。ということで、今までの付き合いがないような、政府系の組織に頼ってしまう。
そうして、どんどんと、自分から遠い存在を頼るようになってしまう。だからますます足元の問題を見ようとしない。

まあ、日教組がどうなろうと、どうでもいいことですが、それこそドメスティック・ヴァイオレンスの問題もまったく同じなんですね。
「アナタは全然悪くはないわ!」なんて言ってもらって喜んでいるような状態では、ますます悪くなるばかりなんですよ。
自分の足元を見られないからこそ、相手から足元を見られるわけです。

(終了)
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発信後記

先日、韓国の大きな門が放火で燃えてしまいました。
何でも貴重な文化財なんだとか・・・
文化財なら、もっとしっかり管理しないとね。

その犯人の発想が、まさに典型的に「ワタシが、どんなにかわいそうな人間なのか、わかってほしい・・・」というものでしたよね?
そういう意味では、まさに絵に描いたような韓国人と言えます。

もし、韓国人が韓国人自身のことをわかっていれば、あの文化財も燃えなくて済んだでしょうに・・・
せめて、あの文化財の消失を「炭鉱のカナリア」として、役に立てればいいのでは?
韓国人の被害者意識そのものはともかく、せめてそれを自覚しておかないと、あんなことを繰り返すばかりなんですよ。もちろん、あの手の事件は、被害者意識が強く「ワタシが、どんなにかわいそうな人間なのか、わかってほしい・・・」と考えているダメダメ人間なら、日本人でも起こす可能性が高いわけですが。
R.10/12/10