トップページに戻る 配信日分類の総目次に行く 事件系のチョイス
カテゴリー分類の総目次に戻る タイトル50音分類の総目次へ DV問題に関わるトピックスの目次へ
カテゴリー ダメダメ家庭出身者の状況
配信日 08年7月28日
タイトル 義母の糸
「子は親の鏡」・・・なんて言葉はポピュラーです。
他の家庭の子供の問題行動を見て、「親の顔を見てみたい!」なんて思うことも多いでしょ?

そもそも、その親がダメダメであるほど、子供は親に近い行動をするもの。
ダメダメな人間は会話の能力がないので、相手をしてくれるのは、自分の子供だけになってしまう。そして子供に語ることと言えば、自分の被害ばかり。
そんな被害ばかりを聞かされた子供がどうなっちゃうの?
「自分たちはかわいそうな被害者なんだから」、「他の人には何をやってもいいんだ!」となるのは当然でしょ?

一人の人間として考える能力をつけるように育てれば、個人としての多様性も出てくる。しかし、ダメダメな親は、自分の子供を自分と同じようなダメダメにしようとするものなんですね。だって、子供がマトモになったら、ダメダメな親とやり取りなんてしませんよ。

そんな環境で育った子供も、成長すると結婚を考える。
と言うか、ダメダメにお約束の言葉が「ふ・つ・う」という言葉。
そんな人間は「ふ・つ・う」に結婚して、「ふ・つ・う」に子供を作らなくては・・・と、いささか強迫的に思ってしまう。いわば「ふつうになるべき!」という「べき論」的な様相で結婚というイヴェントを捉えているわけです。と言っても結婚は一人ではできない。やっぱり相手が必要でしょ?

じゃあ、どんな人間と結婚するの?
結婚は両性の合意に基づいて・・・という基本的な理念があり、それはそれでもっともなことですが、合意と言っても、どの程度まで考えた上で合意したのか?その点が重要でしょ?
「て・き・と・う」に「まっ、この人でいいや!」なんて投げやりな『合意』だってあるわけでしょ?あるいは、「コイツのことを分かってあげられるのはオレだけ!」「オレのことをわかってくれるのはコイツだけ!」と入れ込み,入れ込まれの状態でも、形の上では、合意と言えますよね?

独立した大人の男女が、自分たち自身で考えて、合意して、結婚する・・・と言う形式論はいいとして、やっぱり結婚した後になってから見えてくるものもあるもの。
そんな時は、やっぱり相手の親を見れば納得できることも多いもの。

最初に書きましたが、その家庭がダメダメであるほど、親と子供は似ている。
「ワタシは自分の親を反面教師にしている!」なんて豪語しながら、行動そのものは、自分の「ダメダメな親」と全く同じ・・・そんな事例は、実にポピュラーです。というか、以前に配信しておりますが、「反面教師」なる言葉を頻繁に使うような人は、100%ダメダメですね。

だから「この人・・・ちょっとダメダメかも?」なんて思ったら、ちょっと遅くても、その段階でその人の親を見れば、大体がわかるものなんですね。
まあ、マトモな親は、そんなことは当然のようにやっているもの。自分の子供の結婚相手のチェックくらいは当然のこととしてやりますよ。
まだ若い自分の子供が、若さに任せて、取り返しのつかないバカをやらないように、年長者として、あるいは、保護者だったものとして、それなりにチェックする・・・それがマトモな親というもの。

しかし、ダメダメな親は、子育ては親である自分が被った被害と捉えているので、「子供がどうなろうと、子供当人の問題。」、「親である自分に面倒が来なければそれでいい。」そんな考えなんですね。
結婚の相談なり、報告を受けても、「まっ、オマエが結婚したいのなら、すれば?」「オレは知らないよ!」そんな投げやりな態度となるだけ。

そんな家庭の人間と結婚する相手がマトモな家庭の人間であるわけもなく・・・
まさに「子は親の鏡」であり、そして「類は友を呼び」、ダメダメの同類同士が一緒になって、「妻は夫の鏡」であり「夫は妻の鏡」のダメダメ状態。そして、結局は修羅場となってしまう。

修羅場になって、順調に離婚できればまだしも、それこそ「入れ込み」同士だったら、ドメスティック・ヴァイオレンスのような事態にもなる。そもそも「親に迷惑をかけてはいけない!」と思っているもの同士なので、自分たちだけで解決しようとするわけ。だから何をするにも、やり方も過激にならざるを得ない。

結局は、そんな修羅場からほうほうの体で実家に戻って、その親が言うことは、
「どうしてこんなことに?!」
「どうしてワタシたちだけが、こんな目に!」
「ワタシたちって、何てかわいそうなの!!」

しかし、そんなことを言う親も、幸福な結婚生活を子供に送ってもらおうなんて、そもそも思っていないんだから、それは予定通りなんですね。
結局は、親子そろって、グチ大会。
結果的に親子の絆が深まることになる。

重症の修羅場になる前においても、子供が新婚生活でトラブルになった段階で、ダメダメな親は、被害者意識が燃え上がって感情的に乱入して、騒ぎを加速させるケースもあります。しかし騒ぎは加速しても、事態は何も改善しないもの。
逆に言うと、そんな事態が予測できるので、子供としても、おいそれとは実家に相談できない。

順調に離婚できない場合には、それこそ修羅場になって、双方の親が乗り込んで来たりするもの。
しかし、それって、自分の子供に幸福になってもらうためではないわけ。
ダメダメ家庭の人間は対抗心が強い。
相手とのバトルという状況になったら、その対抗心の血が騒ぐわけ。
そうやって、相手の実家とのバトルで大騒ぎ!
感情的で、きたない言葉でののしりあい。

そんなバトル大好きの親は、バトルが沈静化してしまうと、やっぱり子供の幸福については何もサポートしない。バトルには関心があっても、子供の幸福には関心がないわけ。
敵に対抗することはできても、子供に協力することはできないわけです。

ダメダメな人間ほど個として独立してないので、家族の結びつきは強かったりする。
それは、お互いが理解し合っているという結びつきではなく、お互いが世間から相手にされていないという吹き溜まりによる結びつき。
いわば肯定形での結びつきではなく、二重否定の形による結びつきとなっている。
だからこそ、自分の家族以外の人とやり取りができないわけ。
だから、親を見れば、その子供が将来においてどんなトラブルになるのかについて見えてくるわけ。

もちろん、マトモな親の場合も、見れば分かるもの。
マトモな親は、子供を独立させようとするものですが、ダメダメな親は絆の糸を離さないわけ。

実家の糸に操られた人間同士で修羅場になる・・・
そんな事態は、相手の背後にある糸を見ればスグにわかることなんですよ。

結婚するに際し、自分の義母となる人・・・つまり相手の母親を見れば、その後も見えてくるもの。
糸がなくてもいいように育てるのがマトモ。
いつまでも糸に依存するのがダメダメ。
まあ、義母の糸なんて、煮ても焼いても茹でても食えませんよ。

実際に、以前に起こった渋谷のセレブ殺人事件なんて、その典型でしょ?
妻にドメスティック・ヴァイオレンスをして妻に殺された夫は、ある意味において、お気の毒でしたが、殺される前は、どんな感じで妻にあたっていたのか?
それって、事件後における、夫の『母親』の姿を見れば、購読者の皆様にもスグに分かるでしょ?

ひたすら感情的な恨みの言葉を投げつけるだけの義母(被害者の母親)の姿を見れば、その子供である夫がどんな感じで、妻をいたぶっていたのか?誰だってわかること。
夫を殺すとか殺さないとかの問題よりも、そんな男性と結婚することが間違いなんですね。
そしてちょっと迷った段階で、義母となるかもしれない女性を見てみれば、誰だって分かること。

あるいは、このメールマガジンの文章に逆上して、逆上メールを送ってこられた方もいらっしゃいますが、そんな逆上メールを送りつけるような人を義母なり義父に持つと、いずれは修羅場になることは明白でしょ?そんなスグに逆上するような人間によって育てられた人間はどんな人間なの?ちょっと考えれば誰だってわかることでしょ?
もちろん、義母なり義父はともかく、結婚する当人・・・つまり直接的な両性同士が、お互いの実家の問題を自覚していればいいわけですが、その自覚はないことが通例なんですね。

ダメダメな実母を持つと、そんな家庭の子供は自分自身を抑圧するようになり、思考停止が習慣化する。そんな思考停止が習慣化した人間と一緒になるような人間は、同類の思考停止人間。
本来なら、実母は選べなくても、義母となる人は選ぶことができるわけでしょ?

しかし、ダメダメな実母に育てられたがゆえに、ダメダメな義母を結果的に選ぶことになってしまうわけ。

「こんな人を実母に持つと気の毒だなぁ・・・」と、同情してしまうダメダメ家庭の出身者の方々ですが、そんな方々は「こんな人間を義母に持つなんてバカだなぁ・・・」と思わされる人と重なっている・・・それが現実でしょ?

(終了)
***************************************************
発信後記

本文中で、ちょっと前の渋谷のセレブ殺人事件に言及しておりますが、相変わらず、ダメダメ家庭の事件が多発しているようですね。
しかし、このメールマガジンの記述を理解していると、多くの事件も結構理解できるでしょ?

それこそ、日曜日には、46歳の祖母が、4歳の孫を殺害した事件が報道されておりました。
このような「若いおばあちゃん」については、以前に配信しております。
また、その祖母さんは、介護の仕事をなさっておられたようですが、介護の仕事は、このメールマガジンで頻繁に取り上げておりますボランティアの親戚。
ボランティアをする人の心理から、介護の人の心理も想定できるわけです。

このようなダメダメ家庭の事件が起こった際には、このメールマガジンでは、「どっちが悪いのか?」という観点では問題を考えておりません。
「どうすれば、このような事件が起こらないようにできるのか?」
そんな観点から考えております。

本来なら、その祖母さんも、42歳で孫を持った時点で、自分自身を見つめなおせば、こんなカタストロフになることはないわけ。
42歳で孫を持ったら、出来てしまった孫を見るのではなく、自分の両親について考えてみる・・・
そうすれば、こんなことにはならないわけです。
しかし、「親に迷惑を掛けてはいけない!」と、自分の両親については、思考停止になっているので、まさに新参者を犯人認定するようになってしまう。そして、認定した「犯人」に対して報復する。
実に教科書どおりのオードドックスな事件です。
だからこそ、防ぐことは可能なんですね。

このメールマガジンはメチャクチャ厳しいことを書いておりますが、残念ながら、現実はそれ以上に厳しいわけ。しかし、ダメダメにはある種の法則性もあるわけですので、覚悟さえ決めれば、対処することは可能なんですよ。
R.10/12/12