トップページに戻る | 配信日分類の総目次に戻る |
カテゴリー分類の総目次に戻る | タイトル50音分類の総目次へ |
カテゴリー | ダメダメ家庭出身者のキャラクター |
配信日 | 05年3月4日 |
タイトル | 年寄りに冷淡 |
ダメダメ家庭にいるジジババはやたら威張っている。日頃から目下のものの話を聞きもせずに、自己中心的で問答無用の物言いとなっている。また、その話の内容も中身がなく、結局はグチばかり。 このことは以前に配信しています。そんなダメダメなジジババも、それこそ家庭の外に出掛けていれば、少なくとも家庭内では平和と言えるわけですが、ダメダメ家庭のジジババは会話の能力がないので、自分の家庭という、年寄りの権威が通用するところしかいられない。会話によって他人とコミュニケートすることは出来ないので、家庭の外では木偶の棒なんですね。 威張っているだけのジジババしか知らないダメダメ家庭の出身者が、長じた後で、お年寄りを大切にするわけもありませんよね? ダメダメ家庭ではグチばかり。特にジジババはひたすらグチ。 「あ〜あ、シンドイ!シンドイ!今日はここが痛くって・・・昨日はあそこが痛かった・・・」 本当にシンドい状態ではなくても、とにもかくにも「シンドイ!」「疲れた!」「痛い」とグチり続ける。 いわば口癖になっている状態。 日頃こんな状態だと、本当にシンドい状態であっても、周囲の人は「あ〜あ、あのジイサンは、またグチっているよ!しょうがないなぁ・・・」と思うだけでしょ? いわば「狼が来た!」の少年と同じなんですね。 ジジババが日頃から威張っているダメダメ家庭においては、ジジババからのグチを聞かされても、他の家族としては、「また、いつものグチだ!」と判断してしまい生返事でやり過ごすことになる。 ダメダメ家庭においては、そんな状況認識でないとやっていけないし、現実問題として、その対応で問題ないわけ。しかし、ジジババが威張っているダメダメ家庭において通用する常識が、マトモな社会でも通用するわけではない。 それこそ、ジジババが威張っているようなダメダメ家庭で育った人間が社会に出て、困っているお年寄りを見たら、そのお年寄りを、どう思うのでしょうか? 「コイツ、どうしようもないヤツ!」 そんな風にむしろ呆れてしまうんですね。だって、自分が見ていたダメダメなジジババと同じように見えるわけですから。 「あらまあ!お困りですね!助けてあげましょう!」などとは、決して思わないわけ。 どうしてもお年寄りには冷淡になってしまう。 それこそ子供時代において、家庭内なり、あるいはご近所のお年寄りからお小遣いなり、お菓子でももらえるような関係だったら、他のお年寄りにも、それなりの配慮をするようになりますよ。 しかし、ダメダメ家庭のジジババは、子供というか孫にお菓子をあげるような親切心はもっていない。何かというとケチでお金を貯め込む。その貯め込んだお金で居士とか信女の称号を買って、来世での幸福をゲットすることを考える。常に自分のことしか考えていないわけ。 子供へのお小遣いなりお菓子もケチりながら、というか、教育費のサポートなどもケチりながら、自分の極楽浄土のために一生懸命になっているジジババを見ていたら、ジジババ一般に対して、敬意も親近感も持つわけがないじゃないの? しかし、これはしょうがない。自分が知っているお年寄りが、ケチで、威張っていて、挨拶代わりのグチというダメダメなジジババなので、それがジジババの姿がデフォルトになっているわけ。 そんな人に対して、周囲の人が「お年寄りは大切に!」などといくら言っても、逆効果になってしまう。 権威だけを頼りにする物言いで、「お年寄りを大切に!」などと言えば言うほど、家庭内で権威だけを頼りにするジジババを思い出させるだけでしょ? 本当にお年寄りに対する配慮を子供に教育したいのなら、マトモなお年寄りを見せることが、まずは最初に必要なことなんですね。そんな当然のこともできないような環境だったら、やっぱりダメダメということ。つまり、お年寄りの問題以外にも、様々なダメダメが存在していることが想定できるわけ。 だから、お年寄りへの対応を見ているだけでも、その人の育った家庭や周辺環境の実力がわかったりするわけ。会話ができるお年寄りと身近に接して来た人は、当然のこととしてお年寄りを大切にするでしょ?あるいは、お年寄りとは直接的にはやり取りがなくても、親が子供の意向に配慮するような家庭であったら、親という存在の延長として、お年寄りに配慮するようになりますよ。逆に言うと、お年寄りを大切にする人は、ちゃんと会話があった家庭の出身者である可能性が高いわけです。 自分の出身家庭がダメダメなのはどうしようもない。子供だって好き好んでダメダメな家庭で育ったわけではないわけです。せめて自分の出身家庭がダメダメだと自覚して生きていくしかないわけ。 自分が「お年寄りが困っていても助ける気にはなれない。」と思うのなら、それはそれでしょうがないこと。 自分の子供時代にマトモなお年寄りを見ていないのだから当然です。 しかし、グチばかり言っていて、目下の者には威張り散らすジジババの姿を『ふつう』と思ってしまっていたら、自分の出身家庭と同じような、会話不全でグチばかりのダメダメ家庭を作ることになってしまうわけです。 あるいは付き合っている人が、どうもお年寄りを大切にしない場合は、相手の出身家庭に問題があると考えた方がいいでしょう。 相手がそれを自覚しているのなら、救いようがあります。しかし、相手が自覚していなかったら、後々面倒なことになってしまうわけ。 何事も、事前にチェックしておけば、問題は大きくはならないものです。 オレオレ詐欺・・・現在では正式には「振り込め詐欺」と言うそうですが・・・で、「お年寄りを騙すなんてケシカラン!」と、言ってもしょうがないわけ。 そんなことをする人間は、子供時代にマトモなお年寄りを見てこなかったわけです。 ダメダメ家庭は、自分たちのダメダメが「ふつう」となるようなダメダメな環境を求めるものなので、その家庭にいるジジババが、グチばかりで、家族に威張り散らすような老人であれば、その周囲の老人も、似たり寄ったりなんですね。 だからこそ、そんな家庭の中の子供は、自分がいる家庭の中において、やり取りが可能なジジババを見ていないというだけでなく、近所にもマトモなジジババを見たことがないわけ。その家庭の中にジジババがいないような核家族であっても、その家庭がダメダメなら、どのみち、近所にはマトモなジジババはいないとみた方が現実的なんです。 そんな環境で育つと、「ジジババ=しょーもないヤツ」という認識になってしまう。 だからこそ、オレオレ詐欺で、ジジババを騙すことに罪の意識などは起きようがない。 先日も書きましたが、相手の育ってきた背景が違ってくると、同じ言葉でも意味が違ってきてしまうわけです。オレオレ詐欺のような犯罪行為を考えるに当たっても、犯人なりの背景があったりするわけです。 (終了) *************************************************** 発信後記 西武グループの「将軍様」が逮捕されたそうですね。 やっぱり、後継者ってそれなりに大変なんでしょうね。 どうせ裁判をやっているうちに死んでしまうでしょうから、問題はお金だけなんでしょうが。 私がゲンナリするのはマスコミの姿勢。「アイツには実はこんな問題があって・・・」と訳知り顔でコメントしていたりする。 だったら、こうなる前に報道しろよ!と、思う人は多いでしょう。 騒ぐしか能がない、日本のマスコミの連中には矜持というものがないのかなぁ・・・と、不思議に思ってしまいます。自分自身で自分がイヤにならないのかしら? |
|
R.10/11/23 |