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カテゴリー | ダメダメ家庭の顔 |
配信日 | 05年8月15日 |
タイトル | 不満いっぱいの顔 |
ダメダメ家庭の人間は、コミュニケーション能力が低い。このことは何回も書いています。コミュニケーション能力が低いため、自分の意向を実現させることが難しい。だからどうしても周囲に対し不満を持つことになる。 そんな周囲に対する不満が、見事なまでに顔に出たりするんですね。 そして、ダメダメ家庭の人間は、被害者意識が強い。当事者意識がないので、自分自身で物事を改善させるようには動かない。まあ、自分で対処しようとしてもコミュニケーション能力が低いのは前に書いたとおり。周囲の人に対し、自分の不満や要望を分かりやすいスタイルで説明できないわけ。だから、周囲からの理解も得られない。だから、ますます被害者意識が強くなる。 ということで、ますます周囲に対する不満を増大させてしまう。 結果的に、ますます、その不満が顔に出ることになるわけ。 そんな「不満いっぱいの顔」の「怖い」人に近づくマトモな人も少なくなり・・・自分の味方も作ることができず、周囲からの助言も得られなくなってしまうわけ。となると、自分の意向を実現させることがますます難しくなってしまい・・・その不満がますます膨らんでしまう。 それに、周囲からの助言もなければ、トラブルと遭遇することも多くなり、それにより気持ちがささくれ立ってくる。 となると、もっともっと怖い顔になってしまう。まさに顔の怖さがスパイラル進行するわけです。 不満というのは、最初は、自分の意向が達成されないことに対する不満だったものが、やがては、自分の不満が認められない不満になり、その不満を抱えた自分を認められない不満となっていき・・・と、どんどんと増殖することになる。 こんな「不満いっぱいの顔」というと、社民党の代表をされていた女性を思い出す人も多いでしょう。彼女と・・・その秘書の方・・・あの顔の「怖さ」は尋常ではありませんでしたね?きっと皆さんの周囲でも話題になったでしょう? あるいは、彼女の後任の女性も、選挙のせいかテレビで見ましたけど、ビックリするほど顔が怖くなっていました。 社民党の代表をされた女性も、現在代表の女性も、昔はあんなに「怖い」顔ではなかったわけですから、その「怖さ」は、その政治活動によって得られたものと言えるわけです。確かに自分たちの意向のすべてを実現させることは難しいでしょう。しかし、不満ばかり膨らませていても、物事は解決するわけではないでしょ? 自分の意向そのものを自分自身で理解し、それを冷静に分析する。そして、自分にできることを一つ一つ解決していく。それしかないでしょ?「チチンプイプイ!」とか「アブラカタブラ!」で物事がいっぺんに解決するわけではないでしょ? しかし、不満ばかり膨らませている人は、そんな自分にできることすらしないわけ。 まあ、そんな人がよく言う言葉は、 「悪いのは全部○○のせいだ!」というもの。 そうやって、その○○に対してなり、その○○についてブチブチ文句を言うわけ。 しかし、そんな文句を聞かされて面白く思う人がマトモであるわけもなく・・・そんな文句に追随するような人も、ダメダメ仲間。 結局はグチで共鳴したり、「まあ、ワタシたちって、なんてかわいそうなの?!ホントにあの○○には困ったものだわ!一緒になってあの○○をやっつけましょうよ!」とかの対抗心で盛り上がる。 周囲がそんなダメダメでは、ますます自分の意向を実現させることは困難になりますよね?そうなると、ますます不満が膨らんでしまい・・・ こうやって、あの社民党の「顔」が出来上がっちゃうわけです。 あの社民党の方がよくおっしゃっていた言葉があります。 「ダメなものは、ダメ!」 まあ、日本語的には問題はない。論理的にもね。 しかし、問題はないとしても、建設的ではありませんよね? 「ダメなのはいいとして、じゃあ、アンタは何をしたいの?」そう思いませんか? 「ダメなものは、ダメ!」と言うより「いいものは、いい!」と言った方が「いい」でしょ? 今のところ「いいもの」がなかったら、自分にとっての「いいもの」を探してみればいいじゃないの? 「ダメ!ダメ!ダメ!」と絶叫するより、「これ、いいわぁ!」と言った方が建設的でしょ?たとえそれが一般受けしないものでもね。 「ダメなものは、ダメ!」という物言いは、ダメダメにお約束の二重否定そのものでしょ? まさに、ダメ・ダメなんですからね。何かを否定するよりも、自分が肯定するものを周囲に紹介していった方が、周囲としても楽しいに決まっているじゃないの? しかし、ダメダメ家庭は何かを否定することばかり。だから、クレーマーになるケースが多くあります。クレームをつけることには熱心でも、「じゃあ、一体全体、ワタシはアナタに具体的に何をすればいいの?」などと言われると、何も答えられないものなんですね。韓国人がまさにそのパターンでしょ? 「ダメなものは、ダメ!」って、確かに潔い言葉ですが・・・その代償として得たものは、あのような不満いっぱいのダメダメな顔というわけです。 何も好き好んで、あんな顔になる必要はありませんよ。 それこそダメダメ家庭出身者は、もともとは容姿端麗だったりするものです。親の容姿が水準以上だったりするわけ。しかし、会話能力の不全により、不満がどんどん蓄積され、顔の表情がどんどん悪くなってしまう。顔の表情や容姿だけでなく、独特のオーラを出しまくっている状態。 ある程度の年齢の人で、「ちょっと近づきがたい雰囲気」を感じさせる人っているでしょ?その雰囲気って、往々にして不満のオーラだったりするんですね。 その手の人は、不満を抱えているが故に、被害者意識が強く、周囲を加害者の候補者として、つまり強い警戒心を持って見ている。そんな人の近くにいると、それこそ加害者認定を食らってしまい、勝手な理屈で報復されてしまうだけ。だから、そんな人には近づかないことが一番と言うわけです。本人が自覚して、「自分のやれることをやる」という発想になって行ったら、そんなオーラもなくなりますよ。近づくのはそれからでも遅くないわけ。 しかし、そんな不満のオーラに引き寄せられる人もいるわけです。 そうやってグチの共鳴が起こるわけ。 グチが存分に堪能できる本人たちは勝手ですが、そんな人たちの周囲の人・・・なかんずく子供はたまったものではありませんよね? だって、そんな「近寄りがたい」「不満のオーラ」を出している人間と、最終的に「付き合わなくてはならない」のは、その人の子供でしょ? そりゃ、ダメダメ家庭ができるのも当然ですよ。 (終了) *************************************************** 発信後記 現在選挙ですが・・・ 私個人は、政策云々以上に、政策を実現させるための、説得の技術に興味があります。 あと、議員さん自身の尊厳へのこだわりのようなもの。 政策云々と同時に、議員さんの「男っぷり」とか「女っぷり」って、あるのでは? 郵便局民営化に反対した自民党議員が、自民党の公認を受けられなくて、ブチブチ文句を言っている人がいますよね?「後で、ブチブチと文句を言うくらいなら、そんなことするなよ!」と、思う人も多いでしょ? あと、公認が受けられないから、出馬を辞退する・・・とか。そんな女性議員がいるようです。 しかし、そんな程度の覚悟の人が、民営化に反対する以前に、よく国会議員をやっていたものだなぁ・・・と呆れてしまいます。 民営化に反対なら反対でいいのですが、それならいっそのこと小泉首相の選挙区で立候補して、自らが小泉首相への「刺客」となって特攻すれば、「いやぁ!!いい女っぷりだなぁ!」と思うんですが。 出馬辞退したら、絶対に当選はないわけですから、「死中に活」を求めてもいいのでは?落選しても死ぬわけでもなし・・・ 民営化に反対なら反対でいいのですが、それなら命を懸けてやればいいのに・・・ ブチブチと文句ばかり言っているなんて、見苦しいし、顔だって悪くなりますよ。 しかし、ダメダメな人は、「やれること」もやらずに、文句ばかり言っているものなんですね。そして、結果的にうまく行かずに、お決まりの被害者意識というわけです。 |
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R.10/11/21 |