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カテゴリー | ダメダメ家庭の人からのメール |
配信日 | 06年7月11日 |
タイトル | ズボラメール |
メールマガジンを発行していて、メールアドレスを表示しているので、当然のこととしてスパムメールも多く来ます。 まあ、そんなことは事前に予想できていたので、表示してあるメールアドレスをマイクロソフトのwebメールであるホットメールにしているわけ。ドメインがhotmail.comとか、最近ではhotmail.co.jpとかのものですね。ちなみに、webメールというものをご存知ない方もいらっしゃるかもしれませんが、簡単に言うと直接自分のPCに取り込まずにメールが読めるタイプのメールです。ブラウザ上で読むことができるわけです。それだけ自分のPCが安全というわけ。 各方面から、やってくるスパムメールも案外面白いもの。 工夫を凝らして、「何とかして読んでもらおう!」という意気込みを感じさせるものもありますし、「て・き・と・う」「出しときゃいいや!」なんて匂いがプンプンするようなメールもあったりするわけ。 ヘンな話ですが、スパムメールにおいても「それなりのマトモ」メールもあれば、やっぱりズボラなダメダメメールもあるんですね。 このメールマガジンでは、ダメダメな人からのメールと言うことで、その文面について触れたりしていましたが、ダメダメな人って、文面以外にも、やっぱりダメダメだったりするわけ。 メールが来た場合、まず注目するのは、その発信者の欄でしょ?知っている人だったら、その時点で「ああ!あの人からだ!これは読まなきゃね!」って思いますよね? 私からのメールは「ダメダメ家庭目次録発行者」と日本語で表示されるようになっています。つまりこの発信者の表示だけで、スパムメールではなく、ダメダメ家庭に関することである・・・と表示できるようになっているわけ。 実は、ダメダメな人からのメールって、その発信者の欄が「て・き・と・う」だったり、「何とかして読んでもらいたい!」なんて意気込みがない場合が多いんですね。 それこそ、「て・き・と・う」に、ローマ字を並べただけのものだったり、いかにもヘンテコ!なんてものもあったりするわけ。 具体的にいうと、以前に「fake−girl***(***は伏字)」なんて名前の発信者がいました。 「偽の、女の子」かぁ・・・正直と言うか・・・ウソつきと言うか・・・ 論理学の問題で「ワタシはうそつきである。」という言葉は本当のことを言っているのか?なんて問題があったりしますよね?「ウソをついている。」と言っているので、「ウソをついている」という言葉はウソである。だから彼は本当のことを言っている。本当のことを言っているので、「ウソをついている」という言葉は本当である。ウソをついているという言葉は本当なので、「ウソをついている」という言葉はウソであり・・・・と延々と続く話です。 まあ、アタマの体操としては、それなりに面白いでしょうが・・・ 「fake−girl」なんて名乗られても・・・速攻で迷惑メール扱いですよ。 まあ、スパムメールの作り方や発信の仕方は知りませんが、せっかくスパムメールを発信するのなら、もうちょっと、「ツメ」て、丁寧に作ればいいのに・・・そう思っちゃいます。 メールで最初に注目するのは、発信者の欄。 次に注目するのは、「件名」でしょ? たとえば、このメールマガジン「ダメダメ家庭の目次録」に対する感想を送りたい、ということなら、件名に「メールマガジンを読んでの感想」とか書けば、受け取った私にもわかりやすいし、受信した私だって「読んでみよう!」なんて思いますよ。 メールマガジンという言葉なり、ダメダメ家庭という言葉が入っていれば、そのメールの文面が、このメールマガジンについての内容であることが予想できるでしょ?逆に言うと、それを予想してもらわないと、読まれもせずに迷惑メール扱いになる可能性だってあるわけ。 まあ、メールマガジンの発行者に対して、感想のメールを送ったりすることに馴れていない方もいらっしゃるでしょう。別に「このスタイルでないとダメ!」なんて言う気はありませんヨ。 むしろ私が一番「いったい何なの?この人?どうしようもないなぁ・・・」と思わされるのは、それなりにメールに馴れているのに、「て・き・と・う」なメールの人ですね。 webメールを使っているのに、メールの発信者の名前は「て・き・と・う」な文字の羅列。おまけに、件名からして、いきなりタメ口。 そんなメールもあったりします。まあ、典型的なスパムメールのスタイルですね。特に出会い系のスパムがこんな感じ。これが本当にスパムメールならわかりやすい。だってスパムメールにしては「正統的」なスタイルですからね。しかし、これがこのメールマガジンについてのメールだったら、困りモノ。 読んでもらいたいのか?ただ送りつけているのに満足しているだけなのか? 読んでもらいたいのなら、件名なども、もうちょっと吟味して、書くことも必要でしょ?セキュリティについて考えているから、当人はwebメールを使ったのでしょうが、送りつけた相手だって、当然のこととしてセキュリティについて考えたりしますよ。少なくとも私が表示しているアドレスはホットメールなんですからね。そんな相手に、「て・き・と・う」な発信者の名前で、タメ口の件名なんてメールは、何かイレギュラーなケースがない限り、読まれませんよ。 それくらい、メールを出した当人だってわかっているでしょ?わかっている人だからこそ当人もwebメールを使っているのでしょ?その挙句に「どうして皆はワタシのことを悪く言うの?」なんて聞かれてもねぇ・・・ その質問のメールそのものが、その答えですよ。 ダメダメ家庭は会話の不全の家庭です。「自分の意向を相手にわかりやすく伝える」「相手の意向を真摯に理解しようとする。」そんな基本的な姿勢が欠けているわけ。 そして自分の意向が伝わらないと、「どうして、あの人はワタシのことをわかってくれないの!キーっ!」となるだけ。 そんな人がバカをやるのは勝手ですが、その人が親になったら、子供とどんなやり取りをするの? 子供にわかりやすいような話し方をするの? そんな意識があれば、メールにおいても、そんな配慮が現れるはずですよね? メールの発信者の欄なり、メールの件名を吟味するのに、お金や時間が掛かるわけでもないでしょ?そんなちょっとした配慮から、ダメダメの問題ってわかったりするものなんですね。 (終了) *************************************************** 発信後記 サッカーのワールドカップが終わって、イタリアが優勝したとのことですが・・・ イタリア、フランス、ドイツの順番って・・・そういえば昔に世界史でフランク王国って習ったよなぁ・・・と思い出した方もいらっしゃるのでは? 決勝戦でフランスのジダン選手がイタリアの選手の挑発に乗っちゃって退場になっちゃいましたよね? 頭突きなんてケシカラン!! なんてモンキリの議論には関心がありませんが、じゃあ、いったいどうやって挑発したのでしょうか? ジダン選手なんて、エースなんだから、ある意味挑発馴れしているはず。いつも挑発されているわけでしょ? その手は食わないぜ!なんてニヤリとすることも出来たはず。 きっと渾身の挑発があったんでしょうね。 挑発は長髪で、髪の毛ネタ? しかし、ジダン選手のような大物がそんなネタに激昂するとも思えませんし、そんなネタなんて真剣勝負での挑発ネタではなくて、居酒屋での冷やかしネタ。 フランス選手の中の黒人選手に関する人種的な言葉?あるいはジダン選手は移民の子だから、そのような出自に関すること? これもないでしょう。 このような挑発は、掟破りですし、ジダン選手が、そのことを公にしたら、そんな差別用語を使ったイタリアの選手に非難が集まるしょうし、ヘタをすると、優勝取り消しですよ。 勝つためにそこまでやるのか?! なんて話になるでしょ?ただでさえ、イタリアでは八百長事件で大モメなんだし。 ジダン選手が公にしないような挑発でないと、逆効果。 ということで、考えられるのが「家族ネタ」 特に奥さんに関わることだったら、激昂し、かつ公にしない・・・そのような効果があるはずです。 「オイオイ!オマエの奥さん・・・○△☆なんだよな!」 なんて、言葉を受けて、 「コイツ・・・なんでそんなことまで知っているだよ!」と、ちょっと苦笑いして、「この間男め!」と頭突き。 これだったら、スジがとおります。 それに後になっても公表できませんしね。 昔イギリスのベッカム選手も挑発に乗って、退場処分を食らっちゃったそうですが、それも多分家族ネタじゃないのかな? 当時はヴィクトリアさんと結婚していたかは知りませんが、あんな有名な女性なんだから、たたけば色々と出てくるでしょ? 本人のネタだったら、我慢できても、家族ネタだと我慢できない・・・ メールでも挑発でも・・・相手がどう受け取るのかを考えないと、全く意味がないわけ。 |
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R.10/12/3 |