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カテゴリー | 相談という場におけるダメダメ家庭 | |
配信日 | 06年8月25日 | |
タイトル | オカルト系相談相手 | |
ダメダメ家庭の人間は当事者意識がない。自分自身で物事を解決しようなんて思っていないわけ。だから当然のこととしてうまく行くわけもない。そして、持ち前の被害者意識で、それを周囲の人にグチることになる。 グチるのはいいとして、いつもグチグチと同じスタイルだと格好が悪いので、たとえば相談という場を設定し、その相談の場で「ワタシはこんなに困っている!」なんてグチグチ言ったりするわけ。 かと言って、その手の相談は、「困った!困った!」の主観的な感情が列挙されているだけで、客観的な情報なんて全然含まれていないんですね。 そんな「相談」なんて、されても対処のしようがないでしょ?だって、その「困っている」という現状が具体的にどんな状態なのか?それが客観的にわからないんですからね。 まあ、私がそんな相談をされたら、「で、アナタは、何に困っているの?」「現状を客観的に言わないとわかりませんよ!」「アンタの話って、要はグチでしょ?」などと、いとも端的に言ってしまいます。まあ、私が端的に言ってしまうことを知っている人も実際にいらっしゃいますが、そこまで言われちゃった人の場合は、もう購読していないでしょうねぇ。 私の回答は現状を改善するための方策を提示するのであって、グチに付き合って「まあ、何てお気の毒な!」と同情するものではありません。それくらい、メールマガジンの文章を読めばわかるでしょうに・・・ しかし、ダメダメ家庭の人間は自分で考えることをしない。だって当事者意識がないんですからね。だから「考えるよりも信じる」ようになるわけ。宗教に入れ込んだり、ある種のオカルト趣味に走ったりすることになる。 そんなオカルト趣味のダメダメ人間が、「相談という形でのグチ」をする相手となると、やっぱりオカルト系の相談相手となるわけです。 それこそ陰陽師とか・・・ そんな人とやり取りをすると、「陰陽師のエライ先生に相談したら、こう言われた・・・」などと言ったりするんですね。 そんな話を聞かされても、「陰陽師なんて、21世紀のこの世に、まだこの世にいるんだねぇ・・・・」とソッチの方にビックリしてしまいます。陰陽師なんて私は見たことがありませんよ。銀座をのぼりを立てて闊歩しているの?いったいどこにいるの?どーぶつ園にでもいるのかな? そんなことを私から言ったりすると、アタマに血を上らせて、陰陽師の価値について力説されたりすることもあります。しかし、そんな「陰陽師の価値」を力説するような人に限って、「自分はどうしたいのか?」「自分は何に困っているのか?」という最も肝心なことは決して言おうとしないもの。 陰陽師云々の問題ではないでしょ?「自分がどうしたいのか?」「現状がどうなっているのか?」ということが、そもそもの問題でしょ? まあ、そこまで行っちゃっている人もいますが、オカルト系のダメダメ人間は、やっぱりソッチが大好き。だからそこまで行かない一般的なオカルト系の相談相手に相談を持ちかけることになるわけ。 神父とか、神官とか、坊さんとかの、社会に認知されている「正統的な」オカルトを利用することになる。 教会の神父さんに相談したら、こう言われた・・・その後で神社の神官さんに相談したらこう言われた・・・ そんな話を聞かされたりするんですね。 まあ、まず思うのが・・・「神父とか、神官とかって・・・アンタ、いったい何教の人なの?」ということ。 宗教に寛容なのは、まあ、日本人の特徴なんだから、その点の節操のなさはいいでしょう。 しかし、「相談して結局はどうなったの?」 そして、「アンタは結局はどうしたいの?」 その点が重要でしょ? ダメダメ人間は、「どう考えるかという問題より、信じる信じないの問題」にしてしまう。このような「信じる信じない」にしてしまう傾向は、当然のこととしてオカルト系の職業の人・・・神父とか神官とか坊さんとか・・・そんな方々にも存在するわけでしょ? そんな人たちは、相談者を持ちかけてくる人が、何を考えているのか?何を考えていないのか?現状はどんな状態なのか?そんなことを「考えたり」しないわけ。 「信じればそれでOK!」 そんな感じでしょ? 結局は、ありがたい、ご正論をぶつだけで終わってしまうわけ。 ということで、相談を持ちかけたダメダメ人間は、心行くまでグチを言うことができて、問題は何も改善されないから、また次にも相談というスタイルのグチをいうことができる。 神父や神官などのオカルト系の相談相手だって、物事を考える人もいる・・・原理原則的にはそう言えるでしょう。あるいは相談を受けての回答だって、人それぞれ。 『メールマガジン発行者のアンタと違った回答だってあってもいいじゃないの?自分と違った回答以外は否定するの?』そのようにおっしゃりたい方も多いでしょう。 それは確かにそうです。私は私の回答以外を否定しているわけではありませんヨ。何回も書いていますが、私は「その人が欠けている視点」を提示したいと思っているだけです。私以外の人間が別の「欠けている視点」を提示することだってあるでしょう。 しかし、重要なことは、本人が直面している現状を確実に理解し、本人の希望の実現のために役に立つ「見解」なり「視点」を提示することでしょ? 『神父さんはこう言った・・・神官さんはこう言った・・・』 それはそれでいいわけですが、本来なら、その相談での説明内容では、現状も当人の希望も何もわからないはずなんですね。だってその手の相談なんて、主観的な「困った!困った」の連呼なんですから。現状をわからないのに、どうやって「役に立つ見解」を提示できるの? 「神父がこう言った、神官からこう回答をもらった。」も何も、何も「言えない」はずなんですね。だって、考えるに足る情報がないんですからね。 実際の例は驚くほどですヨ。「今、離婚を考えています。」ということで、色々と説明を受けても、現状がさっぱりわからない。だから追加して聞く必要があるわけ。そんな追加して聞く質問って、「で、今の家族構成は?」「実家には両親はいるの?」「兄弟などの親戚はどんな人がいるの?」、あるいは、「そもそも、どうしてそんな人と結婚したの?」なんて基本中の基本から聞かないとダメ。逆に言うと、そんな基本的な客観的事実も、今までの相談では伝えていないわけ。そんな状態でよく回答したものですよ。さすがオカルト!神がかっている! 実家に両親がいるかどうかも確認しないで、離婚相談の回答をした人も十分に異常でしょ? 逆に言うと、考えることから逃避するダメダ人間は、その手の異常な人間に狙いを定めて、相談を持ちかけるわけです。 考えることよりも、信じること・・・ そんなオカルト系の人間に狙いを定めて、相談という形でのグチを持ちかける。オカルト趣味を持つダメダメ人間も、その面では、実に合理的に行動しているわけ。 そしてオカルト系の人間から同情の言葉を引き出し、「ああ、ワタシって、何てかわいそうなの?!」と被害者意識を満足させる・・・ 過去にどんな人と相談し、その相談から、実際にどのような改善があったか? そんなことを聞くだけでも、その人のダメダメっぷりがわかったりするものなんですね。 特定の信条を盲目的に信じるオカルト系の人は、信じる本人は勝手ですが、人に役に立つ見解など提示できないわけ。 それこそキリストだって言っているじゃないですか? 「盲人が盲人を道案内しても、一緒に穴に落ちるだけだよ!」ってネ。 ちなみに・・・ 私はグチ系の相談を持ちかけられても、「で、アンタは結局はどうしたいの?」などと、端的に言ってしまいますが、その気になれば、逆の回答をすることだってできます。 それこそ、「まあ、なんてお気の毒な!」「アナタは全然悪くないのよ!」そして「恋に恋するような」妄想チックな話で煙に巻く・・・それくらいのことだってできますよ。 『自分自身から逃げているダメダメ家庭の人間の「ツボ」がどこにあるのか?』 その点について、私はよくわかっていますからね。 そのような「ツボ」を上手に使うと、ダメダメ人間を「その気にさせる」なんて簡単なんですね。だって、相手は「自分自身で考える」ことから逃避している人間なんですから。 最近(06年)では「摂理」なんて集団が話題になりましたが、日本で騒ぎになるカルト宗教は往々にして韓国起源だったり、朝鮮半島関係者が起源だったりしますよね? そのようなカルト宗教の創始者は、韓国人というダメダメの人間の特性を見ることによって、そのようなダメダメ人間一般の「ツボ」がわかっているんでしょうね。 その点は、敬意に値しますよ。 購読者さんの中には「じゃあ、アンタだって、出来るのでは?」と思われる方もいらっしゃるでしょうが・・・ 私だって出来るでしょうが、ダメダメ人間を丸め込んで「会話の能力のない」「自分で自分がわからない」「恋に恋する妄想癖」のある人間を「はべらせて」も、ツマラナイでしょうに・・・つまらないというか、はっきり言うと気色悪い。 まあ、購読者さんの中で、このメールマガジンの内容を「かなり」わかっている人だったら、ご自分でも、カルト宗教を立ち上げることができると思います。 逆にいうと、このメールマガジンの内容を、「それなり」に理解していれば、そのようなカルト宗教に引っかかりませんよ。 自分自身から逃げ回っている人間が、得体のしれない教義に丸め込まれて、「被害」にあった後で、 『あの教祖にだまされた!ワタシってなんてかわいそうなの?!』 そんな風に「自称被害者」が絶叫している光景・・・それこそが、まさにダメダメ「ツボ」そのものでしょ? (終了) *************************************************** 発信後記 前回の配信の文章はやたら長かったので、今回はチョット短め・・・(これでも)・・・です。 まあ、内容自体は比較的理解しやすいと思うのですが・・・ あのようなカルト宗教の「被害者」さんも、人の話を盲目的にありがたがって聞くよりも、自分自身と対話すればいいのに・・・ 別にお金がかかるわけでもありませんしね。 そんな対話があれば、あんなカルトなんかに引っかかりませんよ。 |
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R.10/12/4 |