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カテゴリー ダメダメ家庭は嘆き節がいっぱい!
配信日 04年10月18日   (10年5月11日,10年6月30日 に記述追加)
タイトル 生きていても、何もいいことはない!
ダメダメ家庭では普段からグチばかり。このことはこのメールマガジンで何回も書いています。そのグチも、ただ頻度が多いと言うばかりではないわけ。マトモ家庭とは質的に違っているグチなんですね。

以前には、一般とは質的に違ったレヴェルのグチの一例として「配偶者の、結婚前の問題についてグチる。」というお題で配信したことがあります。
「お父さんは、結婚前から私に暴力を振るった。」
「結婚前には、全然貯金もなかった・・・」
「一緒にいても、ホント、つまらなかった。」
そんな感じのグチ。

本人は自分の苦労を語っているつもりなんでしょうが、聞かされている子供にしてみれば、
「何故、アンタはそんな人と結婚したの?」
「バッカじゃないの?」
と、呆れるだけですよね?さすがにこの手のグチはマトモ家庭では出てこないでしょう?

今回のメールマガジンでも、その種の、質的に違ったレヴェルのグチを取り上げたいと思います。
取り上げるのは、
「あ〜あ、生きていても何もいいことはない!」
「人生は辛いことばかり!」
そんなグチ。

まあ、人生は楽しいことばかりでないことは、実際に確かでしょう。
色々と辛いこともありますよね?

しかし、「人生は時には辛いことがある。」と言うのと、「人生は辛いことばかり。」と言うのでは全然違いますよね?
おまけに「生きていても何もいいことはない!」と念押しされる始末。

そのようなグチを語る相手は言うまでもなく、自分の子供で・・・
では、そのようなグチを、親から聞かされる子供はどう思うの?
「ああ!お母さん!さぞ辛かったでしょう!これから私がラクをさせてあげますよ!」
そんな風に思うのでしょうか?
そのようなグチを自分の子供に語る親は、多分、子供にそう思って欲しいのでしょうね。

しかし、まさか子供がそんな風に思うわけもなく・・・
子供が思うのは
「じゃあ、アンタも、さっさと死んだら?別にアンタに生きて欲しくもないし・・・」
まずはそんなところでしょ?

一緒にいて楽しい人だったら「いなくなったら寂しいなぁ・・・」と思うでしょうが、いつもグチしか言わない人間なんて、一緒にいたくもないどころか、いなくなったらせいせいするだけ。多少はプラグマティックな問題も発生するけど、精神的には何の問題もない。
まあ、心配するとしたら、「飯炊き女がいなくなったら、後は家事をどうしようか?」って、考えるのはそれくらい。
しかし、グチばかりの親を見てちょっと考える。
「どうせ、あの人は、その飯炊きも、マトモにやっていないんだよなぁ・・・」、
「やっぱり、あの人は、いない方がいいや!」

それに、そんなグチを聞かされた子供が思うのは、
「そんなに人生が辛いものなら、何故に私を産んだの?」
そのようなことに決まっていますよね?

「人生は時には辛いこともあるけど、生きているって、楽しいことも多いのよ!」って言っているなら、子供だって、まだ、納得できるでしょう。
しかし、「人生は辛いことばかり!」「生きていても、いいことなんて全然ない!」なんて、人生そのものを全否定されちゃったら、子供はどうすればいいの?
そんなこと、小学生だってわかることですよね?

しかし、ダメダメ家庭では「子供は親の所有物」という考え。子供の気持ちなど考えないわけです。むしろ先週に配信したように、ダメダメ家庭の親は「親の問題を解決させるために子供を作った。」という意識を持っている。

ダメダメ家庭の親は、「親である自分は、子育てと言う面倒を背負わされたかわいそうな被害者」という自己認識であり、子育てという面倒を背負わせた、いわば加害者の側である子供のことなど、考える必要はないと信じている。
むしろ、このようなグチを子供に語ることによって、「このワタシの辛いばかりの人生を、オマエの努力で楽しいものにするんだぞ!」と、いわば、自分が被った被害に対する補償や見返りを要求しているわけ。

ダメダメ家庭の人間は、まっさきに自分の被害を考える。だから、周囲に対して何も配慮しない。
それを前提に、次に進むから、トラブルになり、ますます被害感情が大きくなる。

子供の前で語る「生きていても何もいいことはない」という言葉ですが、その心理としては、「生きていても何もいいことはないのに、オマエのために生きてやっているんだから、その分を謝罪せよ!補償せよ!」という考えになっているわけ。

親の側が、子育てによる楽しみを感じていれば、育てられた子供も親に感謝するでしょ?
それがwinwinの関係ですよね?

しかし、ダメダメ家庭の親は、自分の被害をスグに考える。
被害を認識する心理的ベースがあるわけ。
同じ事態になっても、それを被害と認識するか、喜びとして認識するかは、人それぞれ。

それこそ、家族の笑顔を見ても、
「家族の笑顔のために、オレもがんばろう!」
そう思うのか?

「家族の笑顔のために、オレは犠牲になっている。」
と思っているのか?

そのどちらになってしまうのかについては、心理的な法則があるわけではないし、法律で制定できるものでもないでしょ?

ダメダメ家庭の親がどちらのパターンなのかは、今まで散々と書いてきたとおり。
自分を子育てによる被害者と思っているので、それを子供に伝え、切羽詰った子供がトラブルを起こし、ますます被害を感じる。
とにもかくにも、被害と認識するわけ。

だから、子供の側が、親と同じように「あ〜あ、ホント、生きていても何もいいことがないなぁ・・・」と親の前でグチったら、親の側が怒り出す。
「ホントに、もうっ!この子は、何を辛気臭いことを言っているのかしら?!」
「ああ!ホント、イヤになっちゃうわ!」
「いったい誰のために、こんな苦労をしていると思っているのか、この子はわかっているのかしら?」
「もうっ、ホントに、生きていても何もいいことはないわ!」

このように「人生は辛いことばかり!」「生きていても、いいことなんて全然ない!」という人生の先輩からの暖かい?助言を受け続けた子供がどうなっちゃうの?
そして、親の人生を楽しくすることを要求されている子供がどうなってしまうのか?
そんなことは、あまりに自明のことですよね?

そして、子供が大きなトラブルを起こしたりして、そんな事件の後で、子供の親が言うセリフも劇場的なまでに感動モノ。
「おお!何故にワタシばかりにこんな不幸が!」
「ああ、人生は辛いことばかり。」
「生きていても何もいいことはないわ!」

ダメダメ家庭というものは、悲劇的な家庭ではないんですね。むしろギャグ満載の喜劇的家庭なんです。当事者でなければ・・・本当に・・・笑えるものなんですよ。

(終了)
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発信後記

埼玉の集団自殺を記念?して、その手の自殺に関わる内容を今週はまとめてみます。

話は変わりますが、ダメダメ家庭のOBで、現在ご活躍のライブドアの堀江社長ですが・・・
以前配信した文章の予想通りに「子供の見るプロ野球のオーナーとしてふさわしくない。」なんて文句が出てきましたが・・・
といっても私はライブドアのアダルトサイトとかアダルトゲームなどは知りませんでした。
そんなものやったことないし・・・
勿論、その場に出席していたオヤジたちも以前から知っていたわけもなく・・・
今後が楽しみといえます。

ちなみに、相手がちょっと無理をすれば達成できるようなところにエサをおいて、相手に無理をさせて、それが達成されたら、もう少し無理をさせるような位置にエサをおいて・・・相手の無理が伸びきったところで、その命綱の糸をプツンと切る。そのような方法は、頭のいい人間が格下の人間をいたぶる典型的手口と言えます。ニッコリと糸を切る喜びは格別のもの。

そんなミエミエの手口に引っかかるとは、堀江社長も本当に味方がいないんですね。
優秀な側近がいれば、そんな手口に引っかかる前に撤退するでしょうに・・・

今後の攻防戦は、落選となるか次点となるか?と、言えます。
「今回は見送り。今後も健闘を期待する。」という文言が入っていればOK。
「プロ野球のオーナーとしてふさわしくない。」と一刀両断だったら、倒産。
あの手の企業は、そんなレッテルを貼られてしまうと、資金調達も難しくなりますからね。

堀江社長の行動からは、ダメダメ家庭出身者の典型的姿の多くが見出されます。皆さんも注目されると勉強になると思います。
R.10/6/30