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カテゴリー ダメダメ土曜講座(人物編)
配信日 09年3月21日
タイトル 安達祐実さん
ニュースによると、何でも女優の藤原紀香さんという方が離婚したとのこと。
私はテレビはほとんど見ないので、個々の芸能ニュースにはあまり実感はありませんが、このメールマガジンでは、ダメダメ家庭と芸能界との関わりについて触れることが多くあります。

ダメダメ家庭の出身者にしてみれば、芸能界という世界は、その特性にフィットした業界と言えます。このようなことについては、アナトール・フランスの小説「タイース」を取り上げた際にも触れております。

藤原紀香さんの離婚は、まさに先日のようですが、今年(2009年)の初めには、女優の安達祐実さんが離婚されました。

安達祐実さんの来歴を調べてみると、まさに絵に描いたようなダメダメ家庭っぷり。
そのこと自体は、当人にはどうしようもないことでしょうが、逆に言えば、それを自覚していれば、彼女の子供にとばっちりが行くことは避けられたのでは?

ということで、今回のダメダメ土曜講座は、この安達祐実さんの事例について、ダメダメ家庭の視点から見てみましょう。
まずは、彼女に見られるダメダメ家庭の諸相をピックアップしてみましょう。

1.「子役の問題」・・・この安達祐実さんは子役出身のようですが、ダメダメ家庭との親和性が高い芸能界において、もっともダメダメ度が高いのが、子役をやる人といえます。
それだけ、その親が「子育ては親がこうむった被害」と考えていることが想定できるわけ。
だからこそ、子供にお金を稼がせることになる。いわば、親として、子育てに対する賠償金を受け取る感覚になっているわけです。

2.「シングルマザー」・・・安達祐実さんのご母堂も、そして本人もシングルマザーになっています。まあ、シングルマザーは褒められたことではないでしょ?

3.「離婚の連鎖」・・・自分の母親の離婚について、自分なりに考えれば、母親と同じような失敗はしなくても済むはずですが、思考停止になっているので、同じような失敗を親子間で繰り返してしまう。

4.「3人の子供」・・・安達祐実さんは3人兄弟とのことですが、ダメダメ家庭と3人兄弟との親和性は高いもの。

5.「大の字」・・・その安達祐実さんの異父弟さんの名前は「大」というらしい。この「大」の字は、名前を付けた人のコンプレックスとつながっていることが多いもの。

6.「容姿端麗」・・・その人の容姿が端麗ということは、その親が容姿で結婚相手を選択したことが想定できるわけ。その分、会話が不全になったりするもの。


なんでも、この安達祐美さんは、一時期20歳年上の男性と交際していたことがあったそうですが、それはまさに「父親的なものを求める心理」に対応しているわけです。
シングルマザー環境出身者にはありがちなスタイルといえます。

何も法律的には離婚はしていなくても、「影の薄い夫の家庭」で育った女性が、かなり年上の男性とくっつきたがるのは、実際に具体例をご存知の方も多いのでは?

あるいは、どうも芸能界の女性は、「お笑い」の関係者とくっつく例が多そうですが、それだけ、自分自身なり現実から目を逸らしたいのでは?一時の笑いで忘れたいのでは?
それもいいのですが、一時の笑いは、所詮は、そこどまり。
ちゃんと自分自身と対話することが必要だし、そうしないと同じことを繰り返すだけ。

あと、色々とだらしない男性と結婚する女性は、「あの人は、頼りないから、ワタシが付いていないとダメだわ!」と思っていたりするもの。いわば「共依存」状態。

この共依存はドメスティック・ヴァイオレンスに陥っている家庭においては、代表的な発想です。実際の暴力があるなしに関わらず、そんな共依存状態になっていたら、かなりまずいわけ。

ちなみに、先日の藤原紀香さんの夫については、女性問題云々が原因とのことですが、それって結婚前から、あったわけでしょ?
結婚前から色々とあった人は、結婚後も色々ありますよ。

結婚に際し、自分自身から目を逸らすことが主眼になっているので、相手についてもそのようなことが見えないだけ。
せめて、今後は、それを自覚するしかないわけです。
そうでないと、当人が同じことを繰り返すばかりでなく、子供もやっぱり同じ事態になってしまうもの。
二度あることは、三度ある・・・これも、ダメダメのお約束。

(終了)
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発信後記

今回の藤原紀香さんの事例では、夫の側が、「全部オレが悪いんだ・・・」とおっしゃっているそうですが、それに納得してしまうと、女性の側も、同じことを繰り返すようになってしまう。
「あんな、しょーもないオトコと、どうして結婚してしまったんだろう?」と、考えてみると、自分自身についても見えてくるわけ。そうすると、相手についても今まで以上に見えてくるようになるもの。

ダメダメにおいては、倫理的に考えるよりも、心理の面から考えた方が見えてくるわけです。
「誰が悪いのか?どっちが悪いのか?」
そんな思考は、倫理的な思考。
「どうして、あんなオトコと結婚してしまったのか?」
その面を考えるのが、心理の面からの思考。

倫理的な結論は、逆に言うと、再発性があるわけ。
どうせなら、二度と失敗しないように考えた方がいいでしょ?
R.10/12/21