「リン」さんのチョイス | |
配信日/タイトル | コメント |
03年10月8日 「料理や食事の苦労を嘆く」 |
私の母は、「料理とは、面倒で、苦しくて、つまらなくて、好きでもない家族のためにさせられる労役」と考えていたようです。 私も幼いころそのように思っていました。なぜなら母がそう思っていたから。 仲が良いわけでもないので一緒に料理するということもありませんでした。 しかし、大きくなって、自分で料理するようになって思ったこと…「あれ?料理って面白い!」 ダメダメ家庭の発想は生活をつまらなくする発想です。 |
04年1月19日配信 「自分の本を買わない」 |
私の家では、本というものは、ただの紙の束でした。 私が本を読み、知識や感動を得ても、その姿を見た父の反応は 「そんなものが何になる」「役に立つのか」といった、冷淡な調子でした。 知識を得ることはそれ自体が喜びであり、宝だと思います。 |
04年3月8日 「趣味を持たない」 |
私の両親に非常に当てはまりました。休日の過ごし方は、家で寝ながらテレビを見るだけだったり。 かといって特段テレビを愛しているわけではなく、退屈だからとりあえずテレビをつけているだけでした。 楽しみを持たず、義務感だけで生きているかのような、はりあいもうるおいもない生活… それが、ダメダメ家庭の暮らしかもしれません。 |
04年10月18日 「生きていても何もいいことはない!」 |
これは私の父の決め台詞のようなものでした。 子供からすれば、親にはこんな台詞は言ってほしくありませんでした。 その親から生まれた私の人生まで全て否定されているような気になったからです。 そもそも、人生は辛いことばかりという価値観の持ち主が、子供を作るというのは、不自然じゃないのか、 と子供心にさえ思いました。 |
04年10月27日 「養○酒ドリンカー」 |
この文章を読んで疑問に思ったのが、 なぜ名前も顔も知らないメールマガジンの作者が、 私の飲み物を知っているのか、ということです(笑) あの薬の効用は私が求めているものばかりなんですよ。 体調不良の原因は、生まれつきの体質か、不摂生かぐらいに考えていたのですが、 このような視点があったとは。 短い中にギャグと鋭さが混在する面白いトピックでした。 |
04年12月6日 「相手の幸福を断定したがる」 |
私が何かに悩んでいるとき、困ったことがあるとき、それを口に出すと、 父がよくこう反論しました。 「それでも、生きていけるだけの衣食住は揃っているのだから、アフリカの子供たちよりお前は幸せなはずだ。」 間違ってはいないかもしれませんが、それを聞いたところで私の問題が解決するわけでなし、 父親ならば 遠く離れたアフリカの子供たちの問題より、目の前にいる私の問題に目を向けてほしいと思いました。 |
07年4月17日 「つるしあげ」 |
「ダメダメ家庭の人間は被害者意識だけがあり当事者意識がない」 これは、このメールマガジンの骨子であり至言ですね。 私の両親はお互いに「つるしあげ」あっていました。 「アイツのせいで自分の人生台無し!」そのようなことを二人揃ってよく言っておりました。 気の合う夫婦ですね、結婚の選択を間違った自分を責めたりはしないところも。 二人だけで闘っているなら私は我慢すればよかったのですが、 ときどき「離婚できないのは子供のお前がいるせいだ!」などどいって私を攻撃してきたので 困り果てたこともあります。 |
08年10月6日 「生きる意欲」 |
これは私に当てはまる内容です。 私の親は、子供である私の行動言動ありとあらゆることに対して否定的でした。 その態度は、私に無力感と消極性を与えました。 私が好奇心や向上心をもって何かをしようとしても、阻まれ、不快な思いをするだけでしたので、 不快な思いをしないために、行動意欲を減退させる。 私の無気力というのは適応行動なのかもしれません。 |
08年12月5日 「記憶耗弱」 |
これも私に当てはまる内容です。 過去の思い出話をしようとしても、思い出せる記憶がとても少ないし、 思い出せたとしても、それは人に話せるような楽しい思い出話でないことがほとんどです。 ですから、思い出せないままでもいいのかもしれません。 |
リン さんのチョイスです。